2023.08.25 公開
T-BOLAN(※提供画像) 画像 6/7
「『T-BOLAN LIVE TOUR 2023-2024 SINGLES 〜波紋〜』にようこそ!やっとみんなの声が聞けるぜ!」と森友は嬉しそうに話し、一階席、二階席に早速のコール&レスポンス。「今夜はシングル曲、全部持ってきたから楽しんでくれ。どうぞ最後までよろしく」と叫ぶと、印象的なイントロと共に曲がスタート。
誰もが生で聴きたい1曲「離したくはない」。発売されてから30年以上が経過しても決して色褪せない日本の音楽史に燦然と輝く名曲だが、この曲が生まれるまで森友はプロデューサーに一度もデモテープを最後まで聴いてもらえない日々が続いた。「何が違うのか?」明確な応えを出してくれないプロデューサーに「このデモがダメだったら、もう…」そんな思いで「離したくはない」のデモを聴かせると、初めて最後まで聴いてくれた。
プロデューサーからGO!をもらい、溜まりにたまったT-BOLANエネルギーは爆発していく。
もう一つ「離したくはない」のエピソードを。この曲は当初、デビューシングル「悲しみが痛いよ」のカップリングの予定だった。マスタリングを終えて納品直前、プロデューサーがプレス工場への出荷を中止。あらためてセカンドシングルとして発売することを決定。そして発売後に大阪の有線放送で火がつき、一年以上のロングヒットに繋がったのだ。
それが今、誰もが愛する曲になったのだ。この曲は会場で是非歌ってほしい。
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