自分たちを「北海道札幌発、02世代、逆ビジュアル系ロックバンド」と称する「でかくてまるい。」は代表者年齢20歳の3ピースバンド。「このファイナルステージで、ダメでも全然悔しくないくらいやりきった」と語る彼らは、圧倒的な迫力のステージを見せつけ、審査員のいしわたり淳治から「なにがデカいって音がでかい。青春パンクの破壊力がすごいと改めて思った。」、配信を観ていた生徒からは「純粋なロック久しぶりに聴いた。かっこいい!」などのコメントが出るほど会場を魅了し、見事、グランプリとマイナビ賞に輝いた。
グランプリ受賞「でかくてまるい。」『マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』より 画像 4/6
「36号線」で受賞した際には「夢みたいで本当に嬉しい」と語っていたボーカル・ギターの米田拳梧は、グランプリのW受賞に「嬉しすぎて涙も出ないくらい」と戸惑いながらも、会場からは祝福を込めた盛大な拍手が起こった。
審査員特別賞は、「5年前にギターに出会い、耳コピ独学、天から音楽が降ってくる」と語る天才肌の島根県のシンガーソングライター・「shoki」が受賞。会場を浄化する歌声で、愛に溢れたステージを披露した「shoki」に、審査員のいしわたり淳治は「素晴らしかった。すごく“透明”をみせてもらった。愛や平和を歌で表現するのは難しい。彼はそれがナチュラルにできている。これからもいい音楽を作ってほしいと思った。」と語り、賞が贈られると、「ありがとう。世界が平和でありますように。」と「shoki」は笑顔で応えた。
審査員特別賞「shoki」『マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』より 画像 5/6
グランプリを受賞した「でかくてまるい。」には優勝賞金として100万円とJASRACから副賞として10万円、そして優勝旗、さらに気鋭のMV監督にミュージックビデオを制作してもらえる権利が贈られる。また「10代の未来を応援してくれる曲」に贈られるマイナビ賞で賞金50万円とマイナビが応援するイベント会場で放映されるオリジナルムービーに1年間楽曲が採用される権利が贈られた。
COCO教頭(左)とこもり校長(右)『マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』より 画像 6/6