2023.06.10 公開
【ライブレポート】ワルキューレ、8年間分の「ありがとう」を込めたファイナルライブツアー完走

『ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~』千秋楽公演の様子(写真:羽田誠、原田捺未、等々力菜里)  画像 1/11

【ライブレポート】ワルキューレ、8年間分の「ありがとう」を込めたファイナルライブツアー完走『ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~』千秋楽公演の様子(写真:羽田誠、原田捺未、等々力菜里)  画像 10/11 【ライブレポート】ワルキューレ、8年間分の「ありがとう」を込めたファイナルライブツアー完走『ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~』千秋楽公演の様子(写真:羽田誠、原田捺未、等々力菜里)  画像 11/11

アンコールでは劇場版ソロ曲メドレーに突入。 美雲ΔJUNNAのパワフルボイスと他メンバーの元気いっぱいのコーラスの掛け合いでおなじみの「無限大DRIVE」、フレイアΔ鈴木みのりの渾身の歌声が切実に響く「風は予告なく吹く」、カナメΔ安野希世乃の優しく清純な雰囲気に包まれる「キキワケナイ!」、トロッコに乗ったマキナΔ西田望見のきゃわわで唯一無二の世界観を堪能した「マダマニア」、レイナΔ東山奈央のエアリーな歌声が光る「キズナ→スパイラル」。続く「愛してる」ではフレイアΔ鈴木みのりの歌声にワルキューレのメンバーとファンのみんなへの愛と感謝が込められていて、大きなアリーナを満たした。それはまさに祈りの歌だった。曲が終わりMCに入ろうとするも涙腺が崩壊したカナメΔ安野希世乃が「ちょっと整わせてもらってもいいですか!」とタオルで涙を拭うシーンも。これまで本編MCではキャラに扮して言葉を発していたメンバーだが、ここからは個人の想いをひとりずつ語っていった。

安野希世乃「この黄色いペンライトの海もしばらく見られなくなっちゃうと思うと少し寂しいです。最終日は完売、全6公演のファイナルライブツアーにおつきあいいただきありがとうございました。ワルキューレのメンバーは、ただの同業者でも友達でもないソウルメイトみたいな、かけがえのない特別な間柄です。ちなみに作品の中でワルキューレは何年に結成されたかご存知ですか。2063年に結成され、2067年にこの5人になりました。今の私たちから見て、まだ先の未来でワルキューレの音楽は鳴り響いています。まだまだワルキューレの歌は過去になりません!これからもどうか、ワルキューレの音楽を地球で聴き続けてくださいね!」

東山奈央「私は結成当初からそれぞれの感性を持っているみんなのMCを聞くのが大好きでした。そんな感性豊かなみんなと肩を並べて活動ができて幸せです。千秋楽は泣いちゃうかなと思ったけど、会場でみんなを目の前にすると楽しくて。解散でも卒業でもない、私たちは一生ワルキューレです。また招集がかかるのを楽しみに待っています。本音を言うと、終わりたくないです。だってワルキューレはこんなにカッコ良く踊れるようになったし、どこまでも行けると思うから。でも寂しいと思うのと同じくらい幸せです。また絶対に会いましょう!」

西田望見「今日はヤダマキナ、ヤダマキナって声をかけてくれて嬉しかった!みんなありがとう。奈央ちゃんはマキナの相方でいてくれて、苦しかったときも励ましてくれて救われました、ありがとう。きよのんは私にとってマジで友達(笑)。つらい時にいっぱいいっぱいで風船みたいになった私にプスッと小さい穴を開けてくれました。JUNNAちゃんはいつも可愛くて、でもステージに立つと体が痺れるような歌を歌ってくれて恋に近いくらいときめかせてもらってます!みのりちゃんの歌声はすごく刺激を受けるしライブでの歌声が本当に大好き。すごく楽しかったし、楽しいだけじゃなかったけど、でも5人だから、そして何より、ファンの方がいてくれたから乗り越えられました!」

JUNNA「私を美雲に選んでくれた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ステージに立たせてくれて、応援してくれている皆さんのおかげで美雲になれたし、小清水さんにもありがとうございますという気持ちを伝えたいです。最後の影ナレでは、小清水さんが「最後のセリフは、6人でワルキューレだから、一緒に言おうね!」と言ってくださって、私も一緒に言わせていただきました。私にとってワルキューレはずっと『おうち』なんです。またここに帰ってきたいし、いつまでもこの5人で歌っていたいです。ここにいるみんなにも、たくさんありがとう。またいつかどこかで絶対会いましょう!」
鈴木みのり「8年間、フレイアを演じてきました。今すごく幸せで楽しかったなって心から思います。振り返れば、もっと早く次のマクロスシリーズにバトンを渡すはずでしたが、みなさんのおかげでここまでくることができました。これはマクロスの長い歴史の中でもΔが誇っていいことだと私は思っています。私はいつしかフレイアに憧れるようになりました。これからも、小さな変化や出会いを胸に抱きしめて進んでいきます。歌とお芝居が大好きなのでこれからも宜しくお願いします。ラストなんて実感ないけど、ありがとう!また会う日まで」

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