2017.07.27 公開
sadsのライブには、余計な心の荷物など必要ない。ただただ、暴れ狂う音へ飛び乗り、共に無邪気に騒げばいい。彼らは熱気あふれる空間の中で、つねに気迫と興奮をプレゼントしてくれる。ただし、そのプレゼントを同じく気迫で受け取らないことには、楽しむどころか開封するのさえ難しい。己の限界を超える楽しさの意味を知りたい連中はぜひ心も身体もヘトヘトになるまで熱狂の中で騒ぎ狂って欲しい。そこで、理性を解き放った本当の自分の姿を発見してくれ。
sadsは、来年復活7周年を迎えることから、"7"にまつわる活動をいろいろ計画している。今年のsadsは、夏に行った3本のライブで活動を終えるが、これから始まる水面下での活動を通し、来年どんな我が道な狂いっぷりを見せてくれるのか楽しみになってきた。
(取材・文:長澤智典)
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