2023.05.09 公開
M!LK、満員のガーデンシアターでツアー完遂!グループ初の横浜アリーナ単独公演も開催決定

photo by 斎藤 大嗣   画像 1/4

佐野勇斗塩﨑太智曽野舜太山中柔太朗吉田仁人からなる大注目の5人組ボーカルダンスユニット・M!LKが5月7日(日)に東京ガーデンシアターにて、全国ホールツアーM!LK CONCERT TOUR 2023「CHECKMATE」のファイナル公演を行った。

【写真】満員のガーデンシアターでツアーを完遂したM!LK(4枚)


 M!LKは、3月31日(金)の福岡公演を皮切りに全国5都市8公演に渡るホールツアーM!LK CONCERT TOUR 2023「CHECKMATE」を開始。最終公演の東京ガーデンシアターはM!LKにとってキャリア史上最大規模の会場となっていたが、チケットがソールドアウトしたためにCSテレ朝チャンネル1での生中継も行われた。

M!LKがかねてより目標として掲げている「ドームツアー」という夢の実現に繋げる勝負を賭けるという決意をこめて挑んだ今回のツアー。6月14日(水)には待望のメジャー1stアルバム『Jewel』のリリースも控えており、会場に集まった満員のみ!るきーず(ファンの呼称)は期待を込めて開演を待ち望んでいた。

M!LK、満員のガーデンシアターでツアー完遂!グループ初の横浜アリーナ単独公演も開催決定photo by 斎藤 大嗣   画像 2/4

開演時間となり、場内が暗転すると、チェスをモチーフにしたオープニング映像に続き、アーチ型の5つのゲートの下に置かれていた白いボーンの駒と入れ替わるかのように、玉座のような豪華な椅子に座ったメンバーがステージ2階にいきなり登場した。マジックのような一瞬の出来事に驚きで包まれる中、自分たちの手で未来を変えていくんだという思いを込めた「HIKARI」で、伸びやかで力強い歌声と華麗かつ激しいダンスを繰り出すと、本ツアーから声出し解禁となった客席からは大きな歓声が湧き上がった。続く、「INFINITY TRY」では、トラックに乗せてクールでセクシーなパフォーマンスで観客を魅了すると、「ボクラなりレボリューション」では一転して、カラフルでポップなムードに変化。曽野が「東京、盛り上がっていくぞ!」と呼びかけると、佐野も「手あげろ!」と煽り、「めちゃモル」では佐野が塩﨑を盛り上げて回し、吉田が曽野に抱っこされるなどの大騒ぎとなり、「シアワシェイク」では3年ぶりのコール&レスポンスが実現。ペンライトを持って一緒に踊り、観客全員で推しに向かって<好きー!>と叫ぶと、ハイパーポップな「テレパシー」ではキュートな王子様のような表情と立ち振る舞いで歌い踊り、メンバー同士でくっついて、み!るきーずの胸をキュンとさせるなど、会場が一体となる空間を作り上げていった。

目の前に立ちはだかる巨大なチェスの駒を前にたじろぎながらも、意を決して立ち向かい、打ち破って突き進んでいく姿勢を描いた映像に続き、ブラックとシルバーの王子様風の衣装から全身ピンクの衣装に早着替えたあとは、彼らの音楽性の多彩さに触れる時間となった。「May」では、激しく点滅するライトの中で、佐野がエモーショナルなシャウトを響かせると、巨大なLEDに照らされた5人のシルエットが浮かび上がり、「君とスクロール」では、8人のバックダンサー(ICEx)を従えて、光る傘を使って笑顔でパフォーマンスし、吉田は体をのけぞる程のロングトーンを繰り出した。さらに「energy」では、ダンサーが放つレーザーグローヴによりレーザー光線の中、激しいダンスで観客を圧倒。「かすかに、君だった。」は、ストリングスやパーカッションを大胆にフィーチャーした壮大なスケールのR&Bバラードへと様変わり。そして、佐野による「東京、声出せるか!」という呼びかけを合図に雰囲気は再び一転。コールとクラップで観客のボルテージが上がった「テルネロファイター」では山中の「一旦、結婚しようか?」という衝撃の台詞が飛び出したり、「It’s only LOVE」ではスタンドマイクでしっかりと歌を聴かせるなど、1曲ごとに全く違う表情を見せて観客を楽しませた。

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