2017.07.19 公開
【ライブレポート】TAIJIの命日に贈る『Voiceless Screming』が切なすぎる!X JAPANが奇跡の6days最終日を圧巻のライブパフォーマンスで魅せる! YOSHIKIの誓い「Xとは無限の可能性、そして何があっても諦めないこと」<5000文字ロングレポート>

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7月17日、『X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle~奇跡の夜~6DAYS』最終日が横浜アリーナで開催された。

この日は、WOWOWで生中継されるということもあり、X JAPANとしては非常に珍しい何とオンタイムでのスタート!

18時1分、映画『WE ARE X』がフェードアウトし、『Forever Love』をToshlが歌い始める。伸びやかな歌声を響かせ、場内は赤のサイリウムをゆっくりと振るオーディエンスで満員である。後半はヘビーなギターの音も加わり、勢いづいたままエンディングへ


YOSHIKIが「みんな元気?奇跡の夜にようこそ!」とまずは挨拶。

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「ドラムセットが今日はないのですが、ピアノとX JAPANのメンバーと一緒に頑張らせていただきます。

Toshl、今日オンタイムで始まったね。そういう意味で奇跡だね(笑)
何十年もやってるけど、やっぱりToshlの歌が染みるんだね。」とToshlに絡むと

Toshlは「(YOSHIKIの)いい楽曲があってこそだけど(笑)」とお互いを褒め合い場内は爆笑モードに。

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「奇跡は待ってるものでなく、起こすもの。みんなで奇跡を起こそうよ!
素敵な時間を過ごしましょう。」とYOSHIKIが熱くオーディエンスに訴えかける。

次にYOSHIKIのタイトルコールから始まったのは『Tears』。

荘厳なストリングスのイントロからスタートすると、Toshlは客席に近づきながら、優しくそして透き通った声で歌い始める。

間奏では感情を込めたメロディアスなギターソロでSUGIZOPATAが盛り上げる。後半のサビではコールアンドレスポンスもあり、オーディエンスも大合唱!ストリングスに合わせて、ピアノを弾くYOSHIKIの音色がなんとも言えない美しさを醸し出しフィナーレへ。


SUGIZOのヴァイオリンから、『KISS THE SKY』が始まると、YOSHIKIはピアノの音を静かにゆっくりと響かせる。

客席からは「Woh Woh Woh Woh」とコーラスが聞こえ、昨年のVISUAL JAPAN SUMMITではオーディエンスの声をライブ中に
レコーディングしていたが、その壮大な光景が脳裏に蘇ってくる。

Toshlがハイトーンボーカルで歌い上げる英詞が賛美歌のようなオーラを放ち、場内をひとつにする。

続いて、HEATHのベースの重低音が響き、ソロコーナー開始。ノリノリの早弾きで場内を盛り上げると「HEATH!」と大歓声が起こる。

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さらに、PATAがギターを頭の上に持ち上げ登場すると、相変わらずの早弾きで職人芸をみせる。『STANDING SEX』『CELEBRATION』などイントロのフレーズを弾くと往年のX時代からのファンから大歓声が起こる。

 



エリクトリックサウンドが鳴り響く中、「行けるか?横浜?お前たちの大和魂みせてくれ!」と、Toshlが煽り、
HIDE作曲のミディアムチューン『DRAIN』が始まると、場内はディスコさながらなのノリノリで盛り上がる。


ここで一転して、厳粛なSEに合わせてSUGIZOのヴァイオリンソロが始まり、
まさにSUGIZOでしか表現できない美しい音世界でオーディエンスを魅了していく。

そしてToshlが『Silent Jealousy』のサビをアカペラで歌い始める。アコースティックギターを弾きながらの
『Silent Jealousy』は、最近Toshlのソロライブでも披露されていたが、横浜アリーナで聴くとまた一味違って壮大な雰囲気で聞こえる。

後半のサビは場内で大合唱が起こり、エンディングではPATASUGIZOが綺麗なアコースティックギターでハモリを聴かせて、スピード感を増していく。まさに今しか出来ないバージョンに場内は湧く。

『LARGO』から壮大なストリングが流れる中、YOSHIKIのピアノソロが始まる。

繊細に、時には力強くYOSHIKIのリアルな感情がひしひしと伝わってくるかのような世界観で『SWAN』が演奏される。

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