2023.04.28 公開
【ライブレポート】清水翔太、名曲『HOME』を全アーティストと大合唱!<BREAK OUT祭 2023>

清水翔太(※提供写真)  画像 1/3

4月15日、テレビ朝日系音楽番組「BREAK OUT」による音楽イベント「BREAK OUT祭 2023」が、TOKYO DOME CITY HALLにて開催された。これまで毎年開催されていた「BREAK OUT祭」だが、有観客での開催は2019年以来4年ぶりとなる。本記事では清水翔太のライブレポートをお届けする。

【写真】「BREAK OUT祭 2023」のトリを飾った清水翔太(3枚)


【ライブレポート】清水翔太、名曲『HOME』を全アーティストと大合唱!<BREAK OUT祭 2023>清水翔太(※提供写真)  画像 2/3

生バンドを従えた清水翔太のライブは、フロア中にアタックの強い音を響かせながら、『Sorry Not Sorry』からスタート。演奏が縦のビートだとすれば、清水翔太は横に心地好く揺れる甘い歌声を演奏に重ね合わせるようにせまってきた。甘いといっても、そこはパワフルなヴォイスを持つ清水翔太。相変わらず、強烈な存在感を放つ歌声だ。観客たちも瞬時に彼の歌の虜になり、眩しい視線を舞台の上に向けながら、心地好く身体を揺らし、一緒に歌を口ずさんでいた。

激しいギターの音が炸裂。続く『Friday』ではちょっとスペイシーな香りも振りまきながら、この空間をダンスホールへと塗りかえてゆく。2人のダンサーたちと一緒に身体を揺らし、この空間を心地好いパーティー空間に染めあげる。もっともっと清水翔太の歌声に、身体や心を揺らされていたい。

続く『Sorry』でも、清水翔太は甘く切ない思いに少しのフィルターをかけ、愛しい人への気持ちを照れを隠すように伝えていた。その思いが届かぬことをわかりながらも、後悔を振り切るように清水翔太は歌っていた。だからその声に、歌詞に綴った思いの行方に、ずっと心を馳せていた。

「短い間ですけど、良かったら一緒に楽しんでください」の言葉に続き、思いきりディープでソウルフルな楽曲に乗せ、清水翔太は『Baby I love you so』を歌いながら、甘い誘いの声をあげていた。どっぷりとしたグルーヴの上で、清水翔太自身が音のウネリの中へ身を委ね、心地好さを覚えながら歌っていた。とても伸びのある歌声だ。ときにファルセットも交え、彼はどっぷりとソウルフルな音に浸るように歌っていた。

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