2023.04.08 公開
INORANの東横阪ビルボードライヴツアーが開幕!初日にチャレンジ精神と探求心を見せつける

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INORANの東横阪ビルボードライヴツアーが開幕!初日にチャレンジ精神と探求心を見せつけるINORAN(※提供写真)  画像 5/6 INORANの東横阪ビルボードライヴツアーが開幕!初日にチャレンジ精神と探求心を見せつけるINORAN(※提供写真)  画像 6/6

再びINORANと楽器メンバーで贈った終盤では、「みなさん、見ているだけじゃなくて参加型で、ハンドクラップで参加してもらってもよろしいでしょうか?」と、「Rise Again」の曲前に、ハンドクラップのリズムをレクチャー。声出し解禁公演ではないため、一緒にシンガロングすることはできなかったが、一体となってリズムを奏で、会場全体で音楽を楽しんでいた。そしてラストは、サポートメンバーの各ソロも堪能できた「Thank You」で締め括り。「素晴らしい1stライヴになったと思っています」と、ツアー初日の1stステージを終えたのだった。

MCで、「ライヴはキャッチボールなんですけど、僕がこうやって熱くやればやるほど、みなさんが引いていってしまうという現象が昔からINORANっていうミュージシャンにはありまして(苦笑)。それが嫌だなと思う時期もあったんですけど、今回はちょっと振り切ってやってみようかなと。世界にどっぷり入って、どこまでいけるのかっていうのをテーマに掲げて今回はやっていくので、みなさんそういう中で楽しんでいって頂けるとこれ幸いです」とも語っていたINORAN。とはいえ、「楽しんでもらえるようなライヴを考える、ということは変わらないですね」とライヴ後に話してくれた通り、同じ楽曲であっても前回とは違うアレンジで届けたり、さらにはサックスを披露するなど、新しいものを提供し続けてくれるだけに、何度足を運んでも楽しく、新しい発見が待つライヴになっている。特にアレンジに関しては、「今回はもっともっと僕が知らないような世界、アレンジをやりませんかとリハーサル前に葉山くんに無茶ぶりをして。(急だったので)僕がアレンジをオーダーした中で完成したのは、3分の1くらい」とも明かしていたので、この後に続く横浜、東京公演ではさらにアレンジされた楽曲たちが待っているはずだ。


「前回よりバージョンアップしていますし、サックス含め、ぜひ見てもらいたいですね。サックスはいつ辞めるかわからないので、早めに見てもらえたら(笑)。前回よりも強い思いで臨んでいますし、アコースティック独特の雰囲気や、魂が震えるというところを感じてもらいたいですね」(INORAN)。
彼がサポートメンバーと共に作りだす豊かで心地よいオアシスで、日常の喧騒をひと時でも忘れさせてくれる極上の癒しの音楽にどっぷりと浸りながら、公演ごとに進化する様を見てもらいたい。

(Text by Yu-ki Kaneko)

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