第2競技は2チームによる対戦競技<リバーシ>。エリアにばら撒かれた、オセロのように裏と表で色が違うリバーシをできるだけ多く自分のチームのカラーにひっくり返すゲームで制限時間は 90 秒。トーナメント形式で全4試合を行い、さくらしめじとBUDDiiSの対戦となった第1試合は辛くも1枚差でさくらしめじの勝利して決勝に進出。両チームとも円陣を組んで作戦会議を行っていた2試合目は、ワンエンがげんじぶを下した。試合終了のホイッスルが鳴ると同時にコートに倒れ込むメンバーが続出するほどの激闘で、実況席からは「こんなに激しいんだね……」と感嘆の声が溢れた。しかし、間髪入れずにそのまま3位決定戦に突入し、試合を終えたばかりのげんじぶの疲労の色は明らかで、汗をかきながら走り回って全力を尽くすもBUDDiiSに敗北。さくらしめじ対ワンエンの戦いとなった決勝戦は、クラウンチングスタートで勢いよくコートに飛び出したワンエンが勝利し、1位を獲得。TETTAを始め、メンバーは飛び跳ねて喜びを表現した。
前半戦最後の競技は4 方向に伸びた綱を4チーム同時に引き合う<十字綱引き>。制限時間60秒で綱を引き合い、2メートル後方にある「応援旗」を抜いたチームの勝利。一発勝負のパワー対決を制したのは、電光石火で応援旗をKENSHINが抜いたワンエン。あっという間の決着で、KENSHINは「VICTORY!!!!」と勝ち名乗りを上げた。しかし、あまりにも一瞬で終わってしまったために急遽、第2試合目が行われ、ワンエンと対角線上で綱を引いたさくらしめじチームがリベンジを果たした。
ここで、さくらしめじ<210点>、ワンエン<210点>、BUDDiiS<140点>、げんじぶ<120点>という中間得点が表示されると、この運動会にかけているというワンエンのEIKUは「マジで負けねえ!」と絶叫。武藤はげんじぶのメンバーに「普段の力が発揮できてねーな! どうした、お前ら?」と奮起を促したところで前半戦の競技が終了し、ハーフタイムショウへと突入。男女混合10人組グループであるONE LOVE ONE HEARTは、モニタールームで応援していた女子チームも登場し、アグレッシヴなギターロック「Glory Dayz」で会場の熱量を高めると、BUDDiiSはKEVINが作詞作曲し、FUMINORIとFUMIYAが振り付けを手がけた「OZ」でファンに愛を送り、原因は自分にある。は、セルフタイトルを冠したデビュー曲のアンサーソング「原因は君にもある。」でクラップを煽って盛り上げた。NAOYAによる「優勝するのは俺たちだ!」という雄叫びから始まったワンエンは、へヴィーなロックナンバー「Step Up」でタオルをまわして、オーディエンスと一体感あふれる空間を作り上げた。そして、場内のムードを聴き入るムードに変えたのはさくらしめじ。アコースティックギターの弾き語りで、卒業や別れをテーマにした前向きなメッセージソング「花びら、始まりを告げて」をしっとりと聴かせ、心地のいいハーモニーを響かせるなど、各グループがそれぞれの個性を存分に発揮した時間となった。