「この現代だからこそ感じてしまう悲しいことや、頑張っているからこそ抱えてしまう悩みや辛い思いがある中で、終わりが見えなくなっても、自分のことだけは、大切な人のことだけは、愛を持って大事にしたいという願いが書かれた曲です」(RUI)というメッセージを添えて披露された「愛だけは・・・」では、消え入りそうな繊細なフェイクや、生命力にあふれた渾身のロングトーンなど、感情をダイレクトに反映させたボーカルで魅了。サビの3声が美しく重なる「茉莉花 -Jasmine-」は、ドラマチックな世界観をより深く解釈したような説得力のあるボーカルに仕上がっていた。
3人も右手にはめたリングライトを光らせながら歌った「Diamond」から、輝く未来に向かう気持ちをパワフルなハーモニーで届けた「So Bright」、そして記念すべきデビュー曲である「Maybe...YES」をファンと共に楽しんだあとは、ジャンプとクラップでさらに盛り上がる「Eyes to Eyes」へとテンポよく進んでいく。本編ラストは新曲「Love Me Better」が披露されたのだが、性別や音楽のジャンルは関係なく、自分らしさ/iScreamらしさを胸に、誇り高くパフォーマンスする3人の姿が印象的だった。
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アンコールでは、ジェシー・J、アリアナ・グランデ、ニッキー・ミナージュの「Bang Bang」、テイラー・スウィフトの「We Are Never Ever Getting Back Together」、映画『アラジン』でジャスミン役のナオミ・スコットが歌って絶賛された「Speechless」のサビをアカペラで披露。続く「himawari」のサビ頭もアカペラで見事に歌い上げ、透明感と力強さを併せ持ったハーモニーでオーディエンスの心を包み込んでいった。
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最後のMCではまず、ニューシングル『ALL MINE』が5月10日にリリースされることを発表。続いて3人は、ファンへの感謝の気持ちを伝えた。
RUIは「世界中に愛を叫びたい、唯一無二のガールズグループになって、アーティストになりたいっていう夢を持って走り出した私たち3人の存在を見つけてくれたこと、そして日々いろんなことがある中でチケット買って会いにきてくれることも当たり前じゃなく奇跡。もっと大きなステージで皆さんに恩返しができるように頑張っていきます」と笑顔で気持ちを伝える。
ライブで初めて聞く声援が本当に嬉しかったというYUNAは、「ファミリーのような皆さん一人ひとりが愛おしくて、本当に大切な存在です。今日のこの“約束”をずっと大切に持っていてもらえるように、これからも頑張っていくのでよろしくお願いします」と会場を見渡しながら気持ちを伝えた。
感極まって声を詰まらせていたHINATAは、「『いつもありがとう』の気持ちをパフォーマンスに込め、3人にしかできないライブを、3人にしか伝えられない愛を届けたいなっていう気持ちで3公演やってきました。大好きなスタッフや家族など、本当にたくさんの人のおかげでここに立てています。この先もずっと皆さんと一緒に『約束』し続けていきたいなと思っています!」と、最後は笑顔を輝かせていた。