2022年12月28日(水)・29日(木)・30日(金)・31日(土) の4日間、千葉・幕張メッセ国際展示場にて「COUNTDOWN JAPAN 22/23」が開催された。初日となった28日(水)のGALAXY STAGEに、ラッパーのKREVAが出演した。
【写真】「COUNTDOWN JAPAN 22/23」に出演したKREVA(10枚)
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舞台の上に立ったKREVAは、こう叫んでいた。「やっと会えたなぁ」と。彼が、この舞台に立つのは3年ぶりだ。世の中を騒がす騒動によって、なかなか思うように仲間たちとコミュニケーションを取れなかった日々が、彼の前にもあった。だからこそKREVAは、何度も「やっと会えたなぁ」と言葉にしていた。
冒頭を飾った『Finally』を通して彼は、今、こうやってここに立って言葉を放てることを謳歌していた。同時に、「終わらせない!!」と力強く声を上げながら、また一緒に仲間たちとここから歩みだす思いを、互いに顔を見合せることで分かち合っていた。
荒ぶる音が轟きだす。「今日からはこれが基準」と、KREVAは胸の内から沸き立つ感情を、強い口調でライムしながら思いきり吐きだしていた。雄大な曲調も印象深い『基準 ~2019 Ver.~』に乗せ、みずからの生き様を強い言葉で突きつける。KREVAの提示した基準という道標を信じて進めば、きっと今とは違った未来が開けそうだ。
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KREVAは言っていた、「掲げたその手が声だ」と。ここからは、観客たちと楽しくアガるパーティーチューンを彼は届けてゆく。心地好いリズムに乗せ、熱を持った言葉を次々と刺すKREVA。『パーティーはIZUKO?』のビートが華やかさを増すのに合わせ、KREVAの声にも力が漲る。そのパワーに、観客たちも気持ちを預けていた。KREVAの叫ぶ「パーティーはIZUKO?」の声に、フロア中の人たちが心の中で「ここだ!」と叫びながら手を高く振り上げる。何度も続く、KREVAと観客たちによる、言葉と手のアクションによるコール&レスポンス。熱を持ってアガり続ける演奏に刺激を受けた観客たちは、いつしか頭上高く掲げた両手を大きく揺さぶり、KREVAの投げかける「パーティーはIZUKO?」の言葉へ、「ここだ!!」と叫び続けていた。そう、確かにパーティーはここに生まれていた。
メロディアスでソウルフルな演奏に乗せ、KREVAは人生を謳歌するように『人生』を届けてきた。無邪気で無防備で無茶苦茶だった若かりし頃の自分を振り返りながら、「やれることたけやって生きていて」と言葉を投げかけ、幾つになっても自分らしく生きようぜと思いを伝えていた。どんな状況下へ置かれようとも、自分の心は何も揺るがない。いや、たとえ時代に抗えない面があろうとも、その中で自分らしく生きる術を見つけ、自分らしさを謳歌していこうじゃないかと、KREVAはパーティーへ誘いながら、そうメッセージしていた。いや、そんな風に感じていた。終盤に生まれた「Ah!Ah!Ah!」のやりとりが胸に熱かった。