2023.01.15 公開
【ライブレポート】KREVA「やっと会えたなぁ」、COUNTDOWN JAPAN 22/23(カウントダウン・ジャパン)で仲間たちとの再会を喜び

KREVA(写真提供:COUNTDOWN JAPAN 22/23)  画像 1/10

続く『ひとりじゃないのよ feat SONOMI』では、女性シンガーのSONOMIとコラボ。母性を抱かせる彼女の温かい歌声に包まれる、その感覚が心地好い。この曲では、1番をSONOMIが歌をリードし、KREVAが声を掛け合えば、2番では、KREVAがエモいラップを軸に据える形で届けていた。とてもハートフルでエモーショナルな空気が満ちてゆく場内。フロアにいた人たちも大きく手を振りながら、2人の心地好い歌とラップのやりとりに思いを預けていた。

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「俺らの100%をここにぶつけましょう」の言葉を合図に歌ったのが、跳ねたファンキーな演奏も心地好いスタイリッシュでアーパンソウルな『C'mon, Let's go ~2019 Ver.~』。次第に熱を持ったグルーヴがフロア中に広がりだす。肌心地の良いお洒落なビートの上に、意外と泥臭いラップを乗せてゆくのがイカすじゃない。ハートフルでエモーショナルな熱が、この空間を包み込む。フロアにいる人たちも身体を揺らし、手を上げてと、気持ちを揺らすグルーブへ自由に身を預けていた。

最後にKREVAは『音色 ~2019 Ver.~』を歌い、この場にいる人たちの気持ちをエモい楽曲を通してグッと抱きしめた。甘くメロウな歌や演奏に身を任せ、このまま大きく手を揺さぶり、心地好く身体を揺らしていたい。愛しい人への思いに似せる形で、KREVAは大好きな音楽への愛を伝えてきた。彼のラップを通して響いた愛らしい思いは、まるで彼からの告白のようにも感じていた。温かい気持ちでギュッとKREVAに抱きしめられていた。そんな気分を覚えながら、KREVAの姿を見つめていた。


(文:長澤智典)


COUNTDOWN JAPAN 22/23
今回のCOUNTDOWN JAPANは例年よりも動員数を減らし、EARTH STAGE、GALAXY STAGE、COSMO STAGEの3ステージで開催。また、3年ぶりにカウントダウンアクトが復活し、年越しを行う。ライブエリアは感染症対策を取った上でスタンディングとし、ステージ前方のエリアはアクトごとの事前抽選制となる。

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