2023.01.02 公開
『Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022』が有明アリーナにて開催

「Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022」(※提供写真)  画像 1/21

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そこに聴き慣れたイントロが舞い込み、一際大きな歓声が上がる。2021年にリリースされ、世界的にも注目されたBALLISTIK BOYZの「Animal」である。「Most Wanted」「Front Burner」「Make U a believer」のメドレーで思うままに客席を煽った7人は、「今日は2022年ラスト、最高の思い出を一緒に作って帰りましょう」(砂田将宏)と語りかけ、タイに出発する前にリリースしたラブソング「ラストダンスにBYE BYE」と、最新エールソング「ドラマチックを残したい」で日本のファンと再び心を近づける。このブロックの後半には、MA55IVEとBALLISTIK BOYZのラップ担当によるコラボステージや、3グループで「RIDE OR DIE」「Spread the Wings」「PASION」を歌唱する場面もあり、19人がグループの垣根を越えてじゃれ合う姿が大晦日ムードを盛り上げた。

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次のブロックには、12月30日にこの有明アリーナのステージで『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 RAY OF LIGHT』の最終公演を行ったTHE RAMPAGEが登場。本ツアーのオープニングと同様「RAY OF LIGHT」で幕を開けると、メリハリの効いた演出で視線を奪っていく。川村壱馬の「Are you ready? Put your hands up!」の声を合図に突入したのは、5周年を迎えた彼らのデビュー曲「Lightning」。ガンフィンガーダンスが特徴的な「LA FIESTA」や、新たな定番スタイルを確立したラテン調の「Fandango」「HEATWAVE」など、最高に熱い夏を共に駆け抜けたダンスチューンがステージを彩る。さらに、メンバーが多数出演している映画『HiGH&LOW THE WORST X』の主題歌「THE POWER」や、映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌「SWAG & PRIDE」、世界的ギタリスト MIYAVIとの共演が実現した「ROUND UP feat. MIYAVI」など、トピックの多いTHE RAMPAGEの1年を象徴するような重厚感のある楽曲も披露。荒々しく炎が上がる中、説得力のある歌声と、大所帯で魅せるエネルギッシュなダンスがロック魂を体現し、観客を巻き込んでいく。一人ひとりが個人活動で実績を残しながらも、16人でのライブを大切に守り続けた彼らのブレない姿勢が、この10曲に詰まっていた。ちなみに終演後、MA55IVEとしてもステージに立った山本彰吾が話を振られると、前日のライブで話題を呼んだほっぺハート(山本の頬を挟む形で他メンバーがハートを作るポーズ)を再現しようと、与那嶺瑠唯・藤原樹・神谷健太が山本彰吾のほっぺに吸い寄せられる場面も。強気なパフォーマンスとのギャップもまた、彼らが多くの人に愛される理由だろう。

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トリを務めるのは、2022年11月にデビュー10周年を迎え、12月15日に『GENERATIONS LIVE TOUR 2022 WONDER SQUARE』の最終公演を行ったJr.EXILEの長男・GENERATIONS。彼らはパンチの効いたアイデアと怖い者知らずの突破力を持ち、5グループの中でも異彩を放つ存在だ。そんな7人のブロックは、ツアーでも1曲目を飾った「新しい世界」で晴れやかにスタート。アッパーなダンスチューン「AGEHA」ではキャッチーなダンスで会場を揺らし、一際リズミカルに突き上がるフラッグが、彼らの人気と盛り上げ力の高さを伝えていた。軽快なラップが誘った「Make Me Better」からのメドレーでは、疾走感溢れるロックチューン「ヒラヒラ」やEXILEのカバー曲「Together」、片寄涼太の優しく安定した歌声と数原龍友の繊細かつ表情豊かな歌声、赤い傘を用いた演出が印象的な「雨のち晴れ」を歌唱。今年、関口メンディーが主演を務めたドラマ『覆面D』(ABEMA)の主題歌「愛傷」では、歌詞をなぞるようなドラマティックなダンスが、さまざまな苦悩を抱える人々に手を伸ばす。関口メンディーと佐野玲於のラップがリードした「My Turn feat. JP THE WAVY」、片寄涼太の主演映画『午前0時、キスしに来てよ』の主題歌として制作されたラブソング「One in a Million -奇跡の夜に-」、7人の全力パフォーマンスに戦友・町田啓太との絆を感じる「チカラノカギリ」(町田の主演フジテレビ系ドラマ『テッパチ!』主題歌)も、1曲1曲、GENERATIONSがDREAMERS(ファン)と共に残してきた大きな足跡だ。そんな感謝を込めて最後に「DREAMERS」を歌うと、数原は「2022年、本当にありがとうございました。みなさんの夢が叶いますように!」と天を仰いだ。

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ライブの後半には、2022年に20周年のメモリアルツアーを廻ったEXILEと、2023年に再始動を控える三代目 J SOUL BROTHERSからのコメント映像も上映された。Jr.EXILEからも続々と嬉しい知らせが届き、メンバーたちはパーティチューンメドレーでラストスパートをかける。FANTASTICSの「CANNONBALL」で豪快にタオルを回し、BALLISTIK BOYZの「SUMMER HYPE」でゆったりと身体を揺らした後は、THE RAMPAGEがカバーする「Jump」でダイナミックにジャンプ。数原の「THE RAMPAGE、ジャンプさせすぎやて!」というツッコミから突入したGENERATIONSのパートは、冠番組『GENERATIONS高校TV』(ABEMA)のテーマソングになっているメンバー紹介曲「PARTY7〜GENEjaNIGHT~」でカオス状態に。自由すぎる7人と、彼らに触発されて暴れ回る後輩たちが生み出す一体感は、今夏に開催されたJr.EXILE総出演のスペシャルライブ『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』の光景さえも蘇らせた。

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最後のMCでは、各グループの代表者が2023年の意気込みを語った。まず、初の単独ツアー『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 P.C.F』の開催を発表したPSYCHIC FEVERは、小波津志が「僕達は結成4年目となる今年にデビューしまして、今度は僕達の夢であった単独ツアーをできるというのが、とてつもなく嬉しいです。来年もPSYCHIC FEVER一丸となって全力で頑張っていきますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします!」と丁寧にコメント。

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