2022.12.28 公開
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続くセクションでは、ムードを一転させ、『約束』や『愛してる』といったバラードの人気曲を熱唱。さらに『よろしく哀愁』や『ハリウッド・スキャンダル』といった人気曲をアコースティックバージョンで歌うセクションも用意されるなど、現在の郷を象徴する、大人のシンガーとしての魅力を存分に楽しめるシーンが複数設けられたのも、今回の武道館公演ならではの特色といえるだろう。
後半のステージに爽やかな感動を与えてくれたのが、サプライズゲストとなった、吹奏楽の強豪校である花咲徳栄高等学校(埼玉県)の生徒たち。数十名の生徒たちがコーラスを担当した「バラード3部作」の第1弾『僕がどんなに君のことが好きか君は知らない』に、思わず涙ぐむ観客の姿も多く見受けられた。
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アンコールもビッグショーらしく、『いつも心に太陽を』、『花とみつばち』、『あなたがいたから僕がいた』、そして『言えないよ』の4曲を熱唱。最後の挨拶では、時折言葉を詰まらせながら、「今回の武道館公演のタイトルには、僕と支えてくれる皆さんとの関係が、ずっとフィフティ・フィフティであってほしい、という隠れたメッセージも込められていました。僕のことを応援してくれる皆さんと僕との間には、ファンと歌手という関係を超えた絆があると信じています。この絆が永遠に続くように、これからも歌い続けますし、皆さんも応援してください」。と、50周年を締めくくる感謝の気持ちを伝え、3時間におよんだ公演は大団円を迎えた。
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