10人組のダンス&ボーカルグループ、BUDDiiS (バディーズ) が、12月10日(土)に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて、ワンマンライブ『BUDDiiS vol.04 - WiiNTER LAND -』のファイナル公演を迎え、第3部は生配信も行われた。
【写真】ファンと過ごす初めての冬『BUDDiiS vol.04 - WiiNTER LAND -』を開催したBUDDiiS(8枚)
2021年5月にデジタルシングル「CLICK ME」でデビューしたBUDDiiSは、作詞作曲、トラックメイクやコリオグラフ、グッズのデザインや動画撮影をメンバー自らで行う、令和に誕生したDIYグループ。メンバーのSHOOTがドラマ「君の花になる」発の期間限定ボーイズグループ「8LOOM」の桧山竜星役で話題を集めたほか、2022年は中野サンプラザ、横浜武道館、Zepp Haneda (TOKYO)を含む全国ツアーと数多くのライブを行い、Z世代からの人気は急上昇。BUDDiiSとしては、初めて冬に開催するライブとなった本公演は12月9日(金)〜10日(土)の2日間3公演にわたって行われ、全公演のチケットがソールドアウトとなっていた。
開演時間になると、ステージの背面に設置された幅14m×高さ5mの巨大なLEDビジョンに、メンバーが渋谷の街に集合するオープニング映像が流れた。やがて、ビジョンが上下に開き始め、新衣装を身にまとったメンバーが姿を現すと、満員の観客からは驚きの声が上がった。まずは、低音の効いたグルーヴィーなシンセポップ「P.A.R.T.Y」で、2階建てに組まれたステージを立体的に使い、ヴォーカル、ラップ、ダンスとメンバーひとりのひとりの個性に焦点を当てると、野生的で攻撃的ながらもクールなヒップホップナンバー「BEAST2」で会場の熱気を一気に上げ、トロピカルなエレクトロR&B「Under The Sea」では、YUMAとHARUKIがお立ち台に上がって穏やかな波を作ると、観客は青一色で統一したペンライトを左右に振りながら心地よく体を揺らし、早くも場内に一体感が生まれた。
最初のMCではリーダーのFUMINORIがチケットがソールドアウトしたことに触れて、バディ(ファンの呼称)に感謝の気持ちを伝え、「冬なんて関係ないくらい、心も体もポカポカにします!」と宣言。雪の結晶が舞うLEDビジョンを背にした日替わり曲を挟み、メンバーのKEVIN作の「YO HO」では、冒険映画のサントラのようなイントロが追加。ダンサー7名によるトロンボーンを吹くフリを合図に、勇壮な船出を果たすと、甲板での船員同士のケンカをダンスで表現。ストーリーを感じるダンスを提示し、最後にFUMINORIとFUMIYAががっちりと握手を交わし、EDM POP「HOT CHEESE」では全員が笑顔でピースサインを掲げ、フロア全体がオレンジのペンライトに染め上げられた。
