2022.11.26 公開
【ライブレポート】Leola、一夜限りのキャンプナイトライブ開催

Leola(※提供写真)  画像 1/3

2022年11月23日に「WWS FESTIVAL(WWSフェス)」で凜としたステージを披露したばかりのLeolaが25日、日本の空の玄関「羽田空港第一ターミナル」にある「LDH Kitchen THE TOKYO HANEDA」で自身のYouTubeのチャンネル「LaLa_Camp」公開1周年を記念したワンマンライブを開催した。
Leolaキャンプ好きが高じて、アウトドアの素晴らしさを紹介し続けているコンテンツから”My Lanterns”と名付けられた一夜限りのスペシャルライブ。
キャンプの夜に焚き火の前で仲間たちと奏でるように、ゆったりとした全編アコースティックで綴られた。


ステージセットは観葉植物や焚き木、Pendleton(ペンドルトン)のようなブランケット、ランタンなどで装飾された自然溢れるセットでキャンプ場そのものにいるような感覚だった。
照明が消え鳥の囀りと共に本人が登場。

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「LaLa_Camp」で実際に使用しているつなぎを着用し本人愛用のランタンを持って登場。ランタンを灯したところでLIVEがスタートした。

1曲目はファーストアルバムの楽曲『It's a New Day』を披露。
曲中も鳥の囀りが終始流れておりLeolaが奏でるギターの音色との相性が抜群で、観客を大自然の世界へと引き込んだ。

2曲目は自己紹介を行うような自然な流れで『Hello My Name is…』を歌唱。
3曲目『Just a Love Song』では観客の手拍子で会場に一体感が出た。
LDH Kitchen THE TOKYO HANEDAは食事を楽しみながらLIVEを見れるステージだが、圧巻のパフォーマンスに食べる事を忘れて見入ってしまった。

「LaLa_Camp」で普段はカメラ越しに行っている乾杯だが、今回声は出せなかったものの観客と乾杯を行いより一層距離が近づいた。

今回の公演では実際に「LaLa_Camp」の動画内で出てきたペスカトーレ風を観客にも食べてもらおうとペスカトーレを限定メニューとして出した。

4曲目は『Beautiful day』で本人も座っての演奏となり、ゆったりとした空気が流れた。
曲中の歌詞の「Let's sing along」で(ho〜)と観客を巻き込む掛け声のある楽曲だが、声出し禁止での開催となった今回は、(ho〜)のタイミングで手を挙げる演出に変更。
初めは観客も恥ずかしさからか少人数しか手を挙げていなかったが、観客を上手く巻き込んでいき途中からは全員が参加して大きく手を挙げていた。

『ふたり(feat.JAY'ED)』では初めてルーパーを使っての演奏を行い途中機材トラブルもあったが、ギターの音色と本人の声を何重にも重ね、イントロ部分とBメロ部分を見事完成させて演奏した。

『Beautiful day』『ふたり(feat.JAY'ED)』『Puzzle』の3曲はアコギの音色とは別に波の音が流れており、3曲と波の音がマッチして夕方のビーチにいるような雰囲気を感じた。

Leolaにクエスチョン」という事前にお客さんからアンケートを書いてもらい質問に答えるコーナーも開催。
企画内の雪中キャンプや各地方のキャンプでの裏話、曲作りで大切にしている事など音楽面に関しても回答しファンにとって親近感がわくトーク内容だった。
ファンからの要望などにも一つ一つ丁寧に答えていき、今後の企画にも期待が高まるばかりだった。
MC中は焚き火の音が聞こえており、ライブ中の鳥の鳴き声や波の音、焚き火の音は、「LaLa_Camp」でのキャンプ中に実際に録音した自然の音を流していたと伝え、観客は驚いていた。

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コロナ禍があったからこそ「LaLa_Camp」の企画が始まりファンとのコミュニケーションをとる大切さ、応援メッセージのありがたみを改めて感じたとMCで話していたが、本人の真っ直ぐな気持ちはファンにも届いておりMCの最中で涙している人がいたが、次の『ないものねだり』でも本人の歌唱力に圧倒され感極まっている観客が沢山いた。

その後雰囲気はガラッと変わりLeolaらしい明るい楽曲が2曲『Rainbow』『Sunshine&Happiness』と続き、座っていた観客がスタンディングし手拍子で盛り上がり、会場のボルテージがピークに達した。

本編最後のMCでは、「キャンプをもっとリアルで体験出来るようなイベントを行い、自然の良さをもっとみんなにみてもらえるように頑張りたい。」と話していたが、今回のライブでキャンプやアウトドアの良さを感じた人は自分以外にも沢山いただろう。

『GIFT』は自然や景色への愛が詰まっており、空の下で自由にいる事の素晴らしさが伝わる1曲だった。

アンコールのMCでは今回のタイトルの由来が説明され、
キャンプに行くと辺りが真っ暗で何を頼りに進めば良いのか分からない。そんな時、灯りの大切さを知り、一つ一つランタンを集めて灯した際にその灯りがあるから顔が見える事。LIVEをする事で暖かい気持ちになってランタンの様に灯れば」
という思いが伝えられた。

また本人にとってのランタンは来場した観客であり、応援してくれる観客がいるからこそ温かい気持ちでいられると感謝を伝えて『ヒカリ』を歌唱。
曲名とタイトルの由来がとてもマッチしていて外は冬に差し掛かっているとは思えない程、会場内は暖かくなった。

最後は「ありがとう、大好き、これからも宜しくね」という気持ちを込めて『Let it Fly』を披露。

「たまに後悔する時もあるけど、そういった日があるからこそ、喜べる日がある、いつ来るかわからないけど、それまで頑張る。頑張ろう。」と言い代表曲を熱唱した。

終始キャンプに行っているような感覚で今回のライブに来た観客は間違いなくキャンプやアウトドアの素晴らしさを実感しただろう。
次回のイベントにも期待したい。

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