令和元年に結成、GUMI・KANO・MOMO・SOYOからなる4人組ガールズユニット「@onefive(ワンファイブ)」が、11月13日(日)に「@onefive LIVE 2022 -SPOTLIGHT-」を開催した。
【写真】@onefiveがメジャーデビュー曲『未来図』を披露(5枚)
ワンマンライブとしては、前回の公演から、じつに8ヶ月ぶりとなるライブで過去最大サイズとなる恵比寿ザ・ガーデンホール。
@onefive(写真:真島洸) 画像 2/5
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そこには最前列から最後列、端から端まで多くの観客が埋まっている光景が広がっていた。オールスタンディングの観客席からは開演時間近くになると手拍子が自然発生し、鳴り止むことがない。いかに多くの人たちが彼女たちのライブを楽しみにしていたかがわかる。
そのわずか数分後、ほぼ定刻通りに会場が暗転するとともに拍手が湧き、ステージには青いスポットライトが浮き出され、1曲目の『雫』が始まる。@onefiveの4人が姿を現すと空気が一気に変わり、会場全体がステージへと惹き込まれていくようだった。
舞台上にあるのは彼女たちと照明の光のみ。そこは誤魔化しが効かない混じりっけなしの空間。その姿を見ていると、活動を開始以来、常に等身大であり続ける彼女たちが、ひたむきに努力をしてグループとして実力を上げるだけでなく「それぞれの良さをどう活かすか」ということにも軸足を置いているのだと感じる。
たとえば、曲中に観客へあおる言葉やMCでの掛け合い、そして各々が表現するダンスは手を伸ばす振り付けひとつでも、それぞれの個性が現れ、まとめあげられたステージングは素晴らしく、もはや美しい。ダンスや歌がより洗練されるほどに「これからどうなっていくんだろう」という可能性を感じ、その楽しみが改めて湧き出てくるのは、2019年に結成してから実に3年、さまざまな困難の中で積み上げてきた彼女たちの実力だろう。
