2022.11.08 公開
BEGIN、3年振り野外開催の石垣島「うたの日コンサート」で約8,000人がうたのお祝い

写真:東里明斗  画像 1/5

大工哲弘with苗子のステージでは、 BEGIN比嘉を含む石垣島在住のミュージシャンによるバンドY.A.B(ヤファイアン・アッチャーズ・バンド)がバックバンドとして参加。 大工はこの日が旧暦の十月十三日だということを述べ、 夜空に輝く月について歌った「月ぬ美しゃ」を一曲目に披露。 合わせたように石垣島では数日ぶりに月が顔を出し始めた。 会場の笑いを誘う語りも交えながら、 八重山を代表する叙情歌「とぅばらーま」など全11曲を披露した。 アンコールでは八重山民謡の代表曲「安里屋ユンタ」を披露。 多くの観客が聞き馴染みのある民謡をともに口ずさんだ。

そしてフィナーレを飾ったのはBEGIN。 開口一番『涙そうそうを歌います。 』と比嘉が言うと、 会場からは歓声があがった。 連続で「三線の花」「海の声」を披露。 国境を越え、 ハワイや南米で感じた思い、 世界との繋がりへの思いを寄せながら披露したのは、 ウクレレやアコーディオン、 カバキーニョなど民族的な音でどこか異国を感じさせる「ウルマメロディー」「アサイーボウル」。 サーターアンダギーをテーマにした「砂糖てんぷら」がテンポ良く続く。 「竹富島で会いましょう」「オジー自慢のオリオンビール」「かりゆしの夜」といった立て続けの島唄で会場の熱気は最高潮に。

BEGIN、3年振り野外開催の石垣島「うたの日コンサート」で約8,000人がうたのお祝い写真:東里明斗  画像 4/5

そして『この島で生まれたうたを歌います!』と「島人ぬ宝」が披露され、 集まった8,000人の大合唱となった。

まだまだBEGINのステージは終わらず、 最後は30分間ノンストップのマルシャ・メドレーを披露。 この日の出演者と共に止まることなく名曲の数々を演奏し歌い続け、 会場とステージが一つになり、 音楽に身を任せた人々が楽しそうに久しぶりの雰囲気を堪能した。

マルシャの余韻も冷めぬまま、 ステージ上には中山義隆石垣市長が登場。 BEGINメンバーと共に開催のお礼を述べ、 カウントダウンを行い石垣島の夜空に大きな花火が打ち上がり、 会場に集まった人々からは大きな歓声が上がった。

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