歌手、グラビアアイドルとして活躍する望月琉叶が、5人の有名ボカロ Pとタッグを組んで5ヵ月連続で新曲を配信リリースすることが決定した。
この一大プロジェクトの幕開けとなる第1弾シングル『MONSTER』は、バイラルヒットした『シカバネーゼ (feat.Ado』で有名なボカロ P 「 jon YAKITORY(ジョンヤキト
リー)」によって書き下ろされ、10月15日に配信リリースされる。
第2弾以降のボカロ Pは今後順次発表される予定だが、異色のコラボレーションが生み出す化学反応に注目の新たなチャレンジ企画だ。
望月は学生時代から「演歌」と「ボカロ」に興味があり、歌手になる夢を持ち続けてきた。
デビュー前には多くのボカロファンが集まるニコニコ超会議にスタッフとして参加した経験もある。
アイドルグループ加入後にアシスタントとして参加したニコニコ超会議では、飛び入り参加で石川さゆりの『天城越え』を披露、その歌唱力が評判となり演歌歌手としてデビューするきっかけになった。
2020年に演歌歌手としてデビュー後は、デビュー曲から2作連続で「オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング」1位を獲得し、昨年末は「第63回輝く!日本レコード大賞」新人賞も受賞した。
演歌歌手として順調なスタートを切り一つの夢を叶えたが、ボカロ P と音楽を作りたいというもう一つの夢をどうしても叶えたかった望月はそのことをスタッフに打ち明けると、ニコニコ超会議を主催するドワンゴが全面バックアップする形で5人のボカロ P とのコラボレーションが実現し、10月から5ヵ月連続で新曲を配信することとなった。この企画について望月は「今でも夢ではないかなと思う」と話す。
第1弾となるシングルは10月15日にリリースされる『MONSTER』に決定した。
プロデュースは、「シカバネーゼ feat.Ado」がYouTubeで1200万再生されるなど多くのヒット曲を生み出す jon YAKITORY(ジョンヤキトリー)。
人の心に潜む『バケモノ』のような感情に悩み苦しむ姿を描いた、攻撃的でエモーショナルなサウンドに仕上がっている。