2017.06.01 公開


昨年8月、故郷・北海道で開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」で、6年間に渡る病気療養からの復帰を果たした大黒摩季が、この6月を以ってデビュー25周年に突入する。



デビュー日は、「STOP MOTION」をリリースした1992年5月27日となるが、5月27日は90年代を同じビーイングで過ごした盟友・坂井泉水の命日と重なり、10年前からこの日は静かに彼女の冥福を祈ってきた。

その代わり自ら周年の記念日としたのが、尊敬するマリリン・モンローの誕生日でもあり、高校を卒業後にプロ・ミュージシャンを目指し上京した6月1日になる。

そして、この日、オフィシャル・ホームページ上には、「25周年特設サイト」が開設され、アーティストや文化人を始め多方面からのお祝いコメントが掲載されている。また、彼女の生い立ちからデビュー、今日に至るまでの経緯が「大黒摩季ヒストリー」として掲載されている。



大黒摩季は、現在、復帰してからの念願の思いであった全国47都道府県ツアー「Maki Ohguro 2017 Live-Step!! 〜Higher↗︎↗︎Higier↗︎↗︎中年よ熱くなれ!! Greatest Hits+ 〜」の真っ最中で、2日(金)には、かつしかシンフォニーヒルズ、3日(土)には狭山市市民会館でのライブが控えている。

このツアーは、今年2月にスタートして、すでに15本を消化しているが、6月に一旦休止し、9月に再開し12月までに27本を開催するという。さらには、2018年2月からもう一度再開し、今度は25周年の終わる5月のファイナルまで20本以上、開催の重なる都道府県もあり、トータルで70本を超えるツアーになるという。

ツアーのテーマは【中年よ!熱くなれ】。復帰後初の作品となった「Higher↗︎↗︎Higher↗︎↗︎」でも歌われているこのテーマは、活動休止中に普通の生活を送る中で、そして休業しても唯一続けてきた音楽学校の講師をしてきた中で感じた「今の世の中が元気がないのは、若者のせいじゃない。彼らが熱くなるだけの憧れられるような姿を大人が見せられていないから。だからまず、中年が熱くならなきゃ!」ということを全国に鼓舞していきたいという想いが詰まっている。

また、大黒摩季=夏女というイメージが定着しているが、ツアーが休止となる7〜8月の真夏の間には、全国各地での数々のイベントに出演するという。

その中には、昨年放送されて大きな話題となったTV番組「情熱大陸」が開催する「情熱大陸ライブ2017」(東京・葛西臨海公園 汐風の広場) 出演や「神宮外苑花火大会」で自身初となる花火大会でのライブを行うことなどが決まっている。今後のイベント出演情報も、随時公開されていく予定だ。

6年間の療養を経て、十分にエネルギー補填がされ、さらにパワーアップした大黒摩季が、自らの想いを掲げてフルスロットルで25周年イヤーを駆け抜ける!



大黒摩季コメント】

この度、25周年を迎え、途中、山あり谷あり崖ありと、なかなかドラマティックなアーティスト人生でしたが、今、元気に歌い、ファンの皆様と大好きな音に塗れ戯れ、思いきりクリエイト出来るミュージシャンとして、『当たり前の日々』が、只々有り難く幸せです。

まずは、音楽でもなければ、ちっぽけで取り柄の無い私を“大黒摩季”にしてくれた全ての皆様に心から厚く、深く強く、感謝申し上げます。

これからは、その想いを胸に感謝をカタチにすべく“底抜けに楽しいLive” “大黒摩季サウンド” = 『最高の当たり前』とひたすらに邁進するだけです。ですので、眩い意気込みや声高に言える野望はありません(苦笑)。

欲を言えば、6年間“ただの女”として生きてみて、「普通の暮らし」を続けるだけでも努力や我慢の連続。気にするのは周りと明日のことばかり。そんな万年抑制ライフで固くなった心と体を解放する、自分の声が聞こえる、そんな “ 楽しいヒミツの隠れ家 ” みたいなLive や音楽をつくって行けたら. . . と、少しだけ欲張った気持ちが芽生えています。

という訳で、これと言った輝かしいキャッチはありませんが、幾度か諦めかけ、再びいただいたアーティスト人生。出来るだけ長く続きます様に♡ と願いを込めてとはいえ、立派な熟年ROCK Girl“良い加減♪“でしぶとく頑張って参ります★

皆様、大黒摩季をこれからもどうぞ宜しくお願い申し上げます!!

2017年6月1日 大黒摩季

 

■関連リンク
大黒摩季 25周年特設サイト:http://maki-ohguro.com/anniv25/

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