2022.09.26 公開
miwa、半年ぶりの単独公演が大盛況のうちに終了

Photo by 佐藤薫  画像 1/11

「今日ここにいるみんなが、自分の色で、自分らしく輝けるように、歌います」と【第一部】最後の曲「Sparkle」を披露。今年2月にリリースした5年振りのフルアルバムのタイトルトラックだ。
今年、フェスやINSIDE THE FIRST TAKEなど多くの場面で披露されてきた1曲である。
「どうやって生きるのか挑むのか この胸のSparkle We'll be all right」というフレーズに込められたメッセージを会場に詰め掛けた観客に向けて全身全霊で届ける姿は圧巻の一言。

第一部は終了。一度休憩に入る。

改めて観客の前に姿を現したmiwaは「さぁ、ここから第二部のスタートです!」とはじめ、8月にリリースされたEP「君に恋したときから」の収録曲を全て披露することを宣言。
1曲目はロサンゼルスで撮影されたMVでも話題になった「シンクロ」。MVでの指ハートが印象的なのか、観客が指ハートをmiwaと合わせる。まだ声が出せない状況ながら、お互いに同じ空間を共有する・歩み寄るという心が感じられた。miwaは楽曲に合わせて軽快なステップを踏みながら歌いきる。
続けてロサンゼルスで制作された「Dive Into Summer」を披露。ボーナストラックとして急遽EPに収録された夏を全力で感じられる楽曲だ。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022で初披露した夏曲だ。

miwa、半年ぶりの単独公演が大盛況のうちに終了Photo by 佐藤薫  画像 8/11

そして、今回の編成ならではのギターアレンジで2曲を披露する。
まずは、ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『私たち結婚しました 3』の主題歌でも話題になった「君が好きです」。冒頭のサビがmiwaのギターと声だけで始まる。ぐっと観客の気持ちがmiwaに集まった空気が感じられた。心地よい3本のギターの音色と穏やかで優しいmiwaの歌声が重なり、1つ1つの歌詞がすっと入ってきて、聞いていると自然と楽曲の世界観に引き込まれていく。先日のインスタライブで弾き語り1コーラスを披露していたが、やはり生で観る演奏は素敵だった。「君が好きです」というシンプルかつ、とても強いワードをまっすぐに届ける姿が印象に残った。
その空気感を保ったまま、「あたりまえに」がmiwaのギターイントロからスタート。テレビ大阪 開局40周年ドラマ『ちょこっと京都に住んでみた。』主題歌を担当したこの楽曲では、歌い方を今までと違うアプローチに挑戦したという。ギターの重なり合う音色が「あたりまえに」の世界観にいろどりを添えているようだった。
「今日最後の曲、一緒に楽しんでいきましょう!」と、咲坂伊緒『サクラ、サク。』4巻コラボソングの「Bloom」をファンの前で初めて披露。
テレビでも披露されてきた、本編ラストとなるこの楽曲がスタートすると、自然と観客の顔から笑みがこぼれる。まだマスクを着用しているが、「楽しい!」という感情があふれ出していた。

miwa、半年ぶりの単独公演が大盛況のうちに終了Photo by 佐藤薫  画像 9/11

【第二部】が終了し、会場から惜しみない拍手が贈られながらコンサート本編は終了。

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