画像 4/8(©VIVA LA ROCK 2017 All Rights Reserved)
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「作り手の温かみが凄く伝わるこのVIVA LA ROCK、だからこそお客さんも温かい。本当にありがとう、最高のライブしますよ!」とTAKUYA∞が感謝の気持ちを伝えると温かな歓声と拍手が響き渡る。
そしてVIVA LA ROCKのプロデューサーである鹿野淳がUVERworldを紹介する動画についての話題となり「嬉しい事いっぱい言ってくれてたんだけど、俺の事を『TAKUYAむげんだい』って呼んでた。俺自分の名前の後ろに∞マークつけてるんだけど、それ読まなくていいからね!」と話すと、会場は笑いに包まれ和やかな空気に。
TAKUYA∞は地元・滋賀県について、当時何も無かったからこそ音楽に集中できた、そしてここまで来れたと語る。「限界を自分たちで決めない、生き方も死に方もテメエで決める。俺たちは自分の足でここにやってきた。孤独と向き合って見つけた生き方、それが俺たちのこのバンドの生き方!」
熱いメッセージと共に放たれた『ALL ALONE』。心に直接飛び込んでくる言葉の数々、そして優しく寄り添ってくれるサウンドは熱い展開から一転、その一言、一音に耳を傾けるオーディエンス。そして『PRAYING RUN』はストレートに力強いメッセージを大迫力のサウンド共にぶち込んでくる。
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「最高潮に熱い瞬間をここにいる皆で作っていこうぜ!腹の底から声聞かせやがれ!行こうよ!誰も見たことのないVIVA LA ROCKへ!」
その言葉の通り 『IMPACT』で見せた光景は圧巻であった。響き渡る破壊力抜群のサウンドへオーディエンスの魂の咆哮が混ざり合い、そこには極上の空間が生み出されていた。
ここで今回のVIVA LA ROCKのロゴデザインを担当したAZIはTAKUYA∞の友達である事が明かされた。『グラフィックアート』という存在がまだ日本では正しく理解されない事も多い中、VIVA LA ROCK プロデューサー・鹿野淳は受け入れてくれた事を話すと「嬉しかった!俺たちはそんな大切な仲間と一緒に輝きたいんだよ!」と言い放ち『LONE WOLF』が歌唱された。
ラストナンバーは『一滴の影響』。曲名が告げられた瞬間、待ってましたと言わんばかりの歓声が起こった。流した汗の一滴一滴がこの夜を最高のものにしてくれた。そう感じさせてくれる中、全ての力を振り絞ったUVERworldステージは終演の時を迎えた。
そのステージはTAKUYA∞の言葉通り、まだ誰も見たことのないVIVA LA ROCKへ導いてくれるものであった。
(取材/文:山岸一之)