【ライブレポート】LUNA SEAが2017年初ライブを武道館で開催！『I for You』『ROSIER』など圧巻の全20曲披露で結成28周年を祝う！12月23日からさいたまスーパーアリーナで2days開催を発表！！

2017.05.30 公開

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5月29日、日本武道館にてLUNA SEAがワンマンライブ『LUNA SEA The Anniversary 2017 5.29 日本武道館』を開催した。2017年初のワンマンとのことで、4月22日一般発売の瞬間にチケットがソールドアウトし、ファンの大きな期待を受けての開催となった。

18時50分すぎに場内が暗転しメンバーが登場！激しいリズムインから1曲目『Metamorphosis 〜Beginning part』がスタートすると、ヘビーなリズムを刻みながらも綺麗なツインギターのハモリを聴かせて心地良い。

今回はステージの裏にも客席を作り、360°見れるスタイルでアリーナから2F席までオーディエンスで埋め尽くされた。ステージに火柱が飛びたち、『PRECIOUS』が始まると、オーディエンスは総立ちで歓声を送る。サビではコールアンドレスポンスで盛り上がる。リズム隊が一体となり圧巻のスピードのままエンディングへ。

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「会いたかったぜ！我らが1万4000人のSLAVE達。みんなと一緒にこの日を迎えられて幸せです！フジテレビネクスト見てる奴らもいるから、お茶の間も盛り上がっていこうぜ！」とRYUICHIが最初のMCで盛り上げる。

続いて演奏された『Dejavu』では「あなたさえあなたまで」という一度聞いたら忘れられないサビのフレーズが響き渡る。SUGIZOが360度ステージを走り回りパフォーマンス！Jのコーラスワークが冴え渡るライブでは人気の定番曲『JESUS』からメジャー・デビュー・アルバム収録の『Image』まで立て続けに披露する。

「5月29日、俺達の結成日、いつもみんなに祝ってもらってありがとう！年々クオリティはあげていきたいね。12月のクリスマスライブ以来だから今日は思いっきり盛り上がっていくぜ！」とRYUICHIが感謝の気持ちを伝え、6曲目『The End of the Dream』が始まると、LUNA SEAならではのアッパーチューンで場内は一体となり盛り上がっていく。

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真矢のドラムが印象的でヘビーなミディアムチューン『HURT』では、RYUICHIが切ない歌声でメッセージを届ける。

スクリーンの白黒ムービーの演出とシンクロした幻想的な『NO PAIN』、RYUICHIがギターを弾きながら歌うバラード曲『I’ll Stay With You』に続いて、荘厳なSEと壮大なイルミネーションの中、真矢のドラムソロ、「HEY！HEY！COME ON！」とオーディエンスとコールアンドレスポンスで一体となり盛り上げるJのベースソロが立て続けに披露される。『BLUE TRANSPARENCY』ではSUGIZOとINORANが花道まで飛び出し、ファンの近くでギタープレイ！

「武道館に来ると、すごく神聖な空間に立たせてもらってる気がします。やっぱりここに帰ってきたという思いでステージあがると、ついついハイテンションになります。みなさんいかがですか？もう少しで30周年だからね。自分たちが作ってきた世界と新たな世界と融合したいと思ってる。28年前に町田プレイハウスでこの五人が出会ったときには、いまのこの景色は想像してなかった。感謝をこめて次のナンパーを送ります。」とRYUICHIが過去を振り返り、壮大なバラード曲『I for You』が演奏される。

歌詞の一語一句を、RYUICHIが噛み締めながらこれまでのさまざまな思いをこめて歌い上げる。

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「武道館まだまだ足りないでしょ？ケガしなきゃ何してもいいよ！武道館いけるか？」と煽り、LUNA SEAの王道とも言えるロックチューン『STORM』が勢いよく始まると、往年の名曲にオーディエンスの盛り上がりは最高潮に。ギターソロではRYUICHIがSUGIZOに駆け寄り仲良くパフォーマンス！『TIME IS DEAD』に続いて『ROSIER』が始まると、スピード感溢れるライティング効果と絶妙なバンドの一体感の演奏で魅せる。

「お前ら全員で飛ばしていくぞ！」と煽り、凄まじいスピードでエンディングへ。本編ラストは神秘的なシンセのイントロから激しいギターリフが鳴り響きリズムインし『Metamorphosis 〜Ending part』。まさにLUNA SEA,独自の音世界でオーディエンスを魅了した。

「どうもありがとう！」と感謝を伝え、いったんステージから去るメンバー達。アンコールでは、満員のオーディエンスがスマートフォンの光を灯して、HAPPY BIRTHDAYを歌いあげ、LUNA SEA結成の5月29日、28周年が祝われる。

「メチャクチャ綺麗だったね。みんなにアンコール楽しんでもらうよ。まだまだ行けるよね！武道館盛り上がっていくよ！」と再びRYUICHIの掛け声とともに、アンコール1曲目は『Anthem of Light』。メロディアスなギターフレーズが鳴り響き、ハードなリズムを刻むと、オーディエンスが一体となり青の飾りを振り声援を送る。

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客電もすべてオンになりライブでは定番のスピードチューン、『Tonight』が勢いよく始まると、この日一番とも言える盛り上がりをみせ一気に駆け抜ける。

ここでメンバー紹介が和やかな雰囲気で行われ、INORANは28年前のRYUICHIとの出会いを振り返る。そこにJも絡み、伝説のドーナツ話が弾むと、ファンが爆笑モードに。

SUGIZOは「28年前ただの神奈川のガキンチョだった奴らが28年間走り続けてこれたのは感謝以外何者でもないです。」とコメントし、感謝の気持ちを伝える。

RYUICHIからは「新しいアルバムはテーマを『愛』に決めました。世界で友情とか愛が求められてます。それを音楽で届けたいです。今年の終わりまでにはLUNA SEAらしい愛の形、時にはサディスティックに、バラードもあると思うけど、俺たちらしくなるから楽しみにして下さい。さらに今年も12月23日と24日さいたまスーパーアリーナでやりたいと思います。」と大きな発表が２つあり大歓声が起こる。

銀テープが舞い散り『WISH』が勢いよく始まる。LUNA SEAの中でも名曲とも言えるこのナンバーで、RYUICHIはステージの後ろのオーディエンスにもしっかりと手を振り歌いあげた。

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ファンが手拍子で盛り上げると、RYUICHIは「みんなの気持ちが伝わってきてありがとう。まだステージを降りたくないです。バンドとしてもっとスリリングな道を進んでいきます。みんなが描いてくれた星空。」と呟き、ラストの曲は『MOTHER』。

神秘的なライティングの中、安定感抜群でビートを刻む真矢をはじめとして、LUNA SEAメンバーそれぞれが思いをこめてしっかりと音を奏でた。

全20曲、約2時間半に渡り繰り広げられたLUNA SEAの唯一無二の音世界に満員のオーディエンスはどう感じたのだろうか？きっと誰もが最高の思いで感動したライブであったに違いない。

2017年LUNA SEAがまた新たな世界に向かって走り出した。12月のさいたまスーパーアリーナのワンマンライブ、そしてニューアルバムが待ち遠しい限りである。