真山りかはスカートをめくりながら太もものタトゥーを覗かせて大人のポーズ。その一方、桜木心菜はウェストから蝶々柄のタトゥーをチラ付かせるなど、ワンポイントファッションにもメンバーそれぞれの個性が見え隠れしていた。

エビ中のライブを観て改めて感じるのが、メンバーたちのしっかりとした歌唱力。あっという間に3曲を終え、「最初っから飛ばしてますが、みなさん付いてきてますかー？止まんないよ、エビ中は」と、真山がこの日の気概を伝えると、会場は拳を上げてそれに応えた。

私立恵比寿中学＜氣志團万博2022 ～房総魂～＞（写真：釘野孝弘）  画像 5/6 私立恵比寿中学＜氣志團万博2022 ～房総魂～＞（写真：釘野孝弘）  画像 6/6

その後もアップテンポの曲が立て続けに披露され、全員横並びからのポーズ決めが印象的で一人ひとりの個性が映える『大人はわかってくれない』、会場中を巻き込んでお祭り騒ぎとなった『青春ゾンビィィズ』など熱い曲で大いに盛り上がった。

ラストは個性的なエレクトリックサウンドに彩られた『Family Complex』。ビートがどんどん高まっていくこの曲で、クライマックスのテンションを最高潮にアゲて私立恵比寿中学のメンバーは颯爽とステージを後にした。

（取材・テキスト：バッキー大坂）