大塚 愛のアニバーサリー&バースデーライブ『LOVE IS BORN(通称:ラブボン)』が9月11日(日)東京・日比谷公園大音楽堂(通称:野音)で開催された。大塚 愛の誕生日が9月9日であり、デビュー日が9月10日であることから、そのふたつを祝うために毎年9月に開催されているライブだ。野音では2019年以来3年振り8回目の開催となった。
【写真】アニバーサリー&バースデーライブを開催した大塚 愛(7枚)
夏の名残と秋を感じる涼しい風が入り混じるなか、定刻の17時、BGMが流れるなかこの日のステージを支えるバンドマスターの山口寛雄(Bass)、磯貝サイモン(Keyborad/Guitar/Chorus)、真壁陽平(Guitar)、河村吉宏(Drums)のバンドメンバーが登場。
オープニングナンバーのイントロをバンドメンバーが奏でるなか、ステージ下手からウエストの肌が見えるほどのクロップド丈の真っ白いTシャツにシルバーのショートパンツ姿の大塚 愛がキックボードに乗って軽やかに登場する。キックボードが何故か似合う大塚 愛。その姿に場内からは割れんばかりの拍手が沸き起こる。
Photo by 田中聖太郎 画像 2/7
オープニングナンバーとして披露されたのは、「いつだって そこにかけつけてあげる」「いつだって そこにいてあげるんだ」というフレーズが大塚 愛とファンの関係性のようにも感じられる「フレンジャー」。1曲目からオーディエンスも全力で腕を振り上げ、会場のボルテージは一気に上昇する。
「ハロー、ラブ・イズ・ボーン!元気だった?今日は最後まで一緒に遊んでいこうぜ!」と大塚 愛がオーディエンスに投げかけ、「スーパーマン」「なんだっけ」「TOKYO散歩」と新旧の楽曲を惜しげもなく披露していく。最初のMCで、ファンのみんなに支えられてライブ前日の9月10日(金)にデビュー19周年を迎えることができた感謝の想いを伝えると、場内が温かい拍手で包まれる。
大塚 愛の通常のライブとは異なり、今回の『ラブボン』では久しぶりの曲や新しい曲、カバー曲を織り交ぜながら披露することを伝えると、レア曲ブロックとして、2014年にリリースされたDREAMS COME TRUEのトリビュートアルバム『私とドリカム』で大塚 愛がカバーした「ROMANCE」、そして、2005年にリリースされた大塚 愛主演のDVDドラマ『東京フレンズ』のオープニングテーマ「フレンズ -サバカンver.-」が披露され、オーディエンスを驚かせた。
