7/29(金)に東京 NHKホールで開催された「90'S TOKYO BOYS IN HALL SPECIAL ~アフタースクール~」の模様を「WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽」にて、8/28(日)19:00~テレビ初独占放送。 これに先駆けて、 ライブレポートが到着した。
7月29日(金)、 東京 NHKホールにてOKAMOTO’Sがライブイベント「90'S TOKYO BOYS IN HALL SPECIAL~アフタースクール~」を開催した。 シリーズ4回目となる今回は、 メンバーが私立オカモト高校の生徒という設定で、 様々なゲストを招いて展開。 放課後軽音部の部室を舞台にしたトークバラエティー風の第一部と、 本格的なライブをメインとした第二部から成る、 音楽あり笑いありのエンターテインメントショウを送り届けた。
【写真】トーク&ライブイベントの模様をWOWOWプラスでテレビ初独占放送するOKAMOTO’S(5枚)
学ランを着用したオカモトショウ(Vo)、 オカモトコウキ(G)、 ハマ・オカモト(Ba)、 オカモトレイジ(Dr)が幕の前に立ち、 校歌斉唱からイベントはスタート。 部室のセットでは、 顧問の先生役の森本晋太郎(トンツカタン)、 写真部生徒役の三原勇希、 サポートメンバーのBRIAN SHINSEKAI(Key)が合流。 その後登場するゲストたちは、 「OKAMOTO’Sに足りないもの」についてレクチャーを授けていく、 という設定である。
一人目に登場したのは、 メガフルタチ。 新型コロナウイルス感染症によりやむなくこの日出演できなくなった古舘佑太郎(THE 2)が、 自身の顔を巨大化させた人形を代役としたのである。 古舘が足りないものとして挙げた「元気な感じ」を履修するため、 メンバーたちは部室内のバンドセットへ移動、 「恋のジャーナル」(THE 2)を披露した。 音楽推薦の転校生として部室に現れたのは、 制服姿のRei。 足りないものは「ブルーズ」だと語り、 悲しみや辛さを歌に昇華すること、 即興性の重要性についてレクチャーすると、 一同はその深さと鮮やかさに感嘆の声を上げていた。 それを受け、 Reiを交えての「Lonely Dance Club」(Rei)をバンドセッションでは大いに盛り上がり、 続いては、 「友だちにめちゃくちゃギター上手いヤツがいて」(コウキ)との紹介で、 TAKIKING(Suchmos)が学ラン姿で照れ臭そうに登場。 足りないものという問いに対し、 「コウキにもっと花を持たせてあげたい」と友人らしい視点でのリクエストを返し、 「Easy」(TAIKING)をコラボレーション。 二人は演奏中互いに向き合い、 楽しそうに笑みを浮かべていた。 留学生として呼び込まれたマハラージャンは、 足りないものは「スパイシーな感じ」と提言。 和気藹々としたトークが繰り広げられたが、 いざ「セーラ☆ムン太郎」(マハラージャン)のセッションが始まると、 音と音とが絡まり合ってボルテージが上昇。 第一部では、 各ゲストのキャラクターと音楽性がOKAMOTO’Sと化学反応を起こし、 いくつもの名場面を生徒であるオーディエンスに届けていた。
写真(C)キセキミチコ 画像 3/5
ゲストからレクチャーを受けバンドが完成形に辿り着いた、 という設定で、 第二部では部室からNHKホールへと舞台が転換。 「どうも、 新宿から来たOKAMOTO’Sです!」というショウの第一声から、 ミラーボールの眩い光の下「90'S TOKYO BOYS」をグルーヴィーにパフォーマンス。 「Young Japanese」を間髪入れず畳み掛け、 小気味よいリズムを繰り出していく。 大拍手の中、 第一部は「面白かったですか?」と問い掛けながら、 「切り替えるの、 俺たちが一番難しい(笑)」と笑うハマ・オカモト。 Reiをゲストに迎えて「Border Line」、 続いてマハラージャンとは「Dance to Moonlight」をセッション。 魅惑のファンクナンバー「Burning Love」を久しぶりに披露してファンを喜ばせた。
