さくらしめじが8月14日(日)にYokohama Bay Hallにて、全国ツアー『さくらしめじ 2022夏ツアー「僕は君で、君は僕」』の神奈川公演を行った。
田中雅功と髙田彪我(※「崎」は正式には「たつさき」)からなる新世代フォークデュオ・さくらしめじは、今年4月に演劇を取り入れたワンマンライブ『春しめじのお花し 二冊目』を開催し、5月からは隔月ワンマンライブ「新種しめじの定期便」シリーズを開始。6月には結成記念ライブを行うなど、かつてないほど精力的にライブ活動を行なってきた。
『さくらしめじ 2022夏ツアー「僕は君で、君は僕」』神奈川公演(写真:鈴木友莉) 画像 2/5
『さくらしめじ 2022夏ツアー「僕は君で、君は僕」』神奈川公演(写真:鈴木友莉) 画像 3/5
さらに、7月22日(金)には、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで隔月ワンマンライブの第2弾「新種しめじの定期便~7月の味覚~」を行い、7月30日(土)からは、彪我が早坂悠人役を務めた朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台となった宮城県・気仙沼公演を皮切り、全国7箇所14公演に及ぶ夏ツアー「僕は君で、君は僕」がスタートした。
本公演のオープニングを飾ったのは、2019年の夏のライブハウスツアーに向けて二人で作った「青春の唄」。ステージ上で向き合い、目を見つめあってストロークを重ねた二人は、歌とアコギに情熱を思い切りぶつけ、冒頭から観客のクラップを自然と引き出すと、恋と青春の煌めきを収めたアップテンポのナンバーを続けて会場を沸かせた。
8月末まで続くツアーなので詳細な内容には触れずにおくが、ライブの中盤には、中学生の頃に歌っていた「さんきゅう」や最近のライブではあまりプレイしていない「あやまリズム」「TKG」など、懐かしの楽曲を日替わりでピックアップ。また、彼らの原点とも言えるアコースティックギターの弾き語りだけでなく、ループマシンを使った演奏に加え、彪我がペンライトを折るほどの大騒ぎとなったパーティーチューンのほか、SNSで話題となった大人のラブソング「ストーリーズ」「別れた後に僕が思うこと」なども披露。雅功が「僕らの歴史、『いままで』と『今』と『これか』をこのライブで一本でわかってもらえたらと思います」と語っていたように、結成8年目にして共に二十歳を迎えた二人の『これまで』と『これから』を繋いだような、現時点でのベストとも言える内容となっていた。
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