その後、オーディエンスとタオルを回すパフォーマンスでお馴染みの「SUGA SWEET」、「CANDY」を披露。ハイテンションな楽曲で会場と一体になる。
そして、チョコレートの映像がスクリーンに映し出されると、7月27日にリリースされたばかりの話題のエロチルソング「Choco Fudge」を初披露。ミュージックビデオではサビ部分しか明らかにされていなかったダンスをフルでパフォーマンスし、オーディエンスを喜ばせた。ミュージックビデオ同様、過去最高レベルにセクシーなコレオグラフィーではありつつも、FAKYらしくキュートでヘルシーな印象に仕上がっており、時代感のあるチルな雰囲気も相まった印象的なステージとなった。
話題の新曲を初披露できた喜びを伝えたのち、Mikakoがオーディエンスにストレートに語り出す。「生きていると楽しいことだけじゃない。そんな辛い気持ちも受け止めるので全部私たちにぶつけて欲しい」と話し、Awichが作詞を手掛けたことでも話題のなった「ANTIDOTE」へ。
答えのないこの迷路 抜け出したいなら let me know “無駄なプライドは let it go 正解なんかより愛をと、苦悩を乗り越えるリリックを力強く歌う。
さらに降伏を意味する「Surrender」で鬼気迫るパフォーマンスを披露、そのまま間髪いれずに「Pretty」と続け、パワフルなダンスで会場を沸かせる。そして本編最後はメジャーデビュー曲である「Better Without You」。サビでは会場の全員でジャンプし、REXのボルテージは最高潮に達した。
このパートは、2度のメンバーチェンジという困難を乗り越えてきたFAKYのタフさ、弱さもさらけ出すことで成長してきた力強さを体現したような、圧倒的なステージとなった。
アンコールでは、自撮りをしながらのパフォーマンスでお馴染みの「Get Up」を披露。なんと私服とライブTシャツを組み合わせたという個性あふれるスタイリングで登場し、改めて会場を盛り上げた。