今までのマンスリーライブの映像をコラージュしたオープニング映像に続き、「NEW AGE」からアクセル全開でライブがスタートする。夏らしいカラフルな衣装に身を包んだFAKYは、立て続けに1st Full Albumからの先行配信シングル第1弾「Diamond Glitter」、東京スカパラダイスオーケストラがホーンセクションに参加した「The Light」を披露。一気にREXをダンサブルで華やかな、パーティーのような空間に変える。
短いMCをはさみ、「Last Petal」「99」を妖艶に歌い上げ、maeshima soshiプロデュースの「little more」へ。ダンス&ボーカルグループというジャンルに括られるFAKYだが、まさにその両要素が混ざり合うことで生まれるオリジナルなグルーヴ・世界観に、会場全体が引き込まれていく。
そしてここで一気に雰囲気を変え、マイクスタンドを使ったバラードセクションに。変態紳士クラブのGeGがプロデュースした夏を感じるチルソング「ダーリン prod. GeG」、「恋とオオカミには騙されない」の出演を通して感じたTakiの想いを表現した「HappyEverAfter」を歌い上げる。
その後、今回の一連のプロデュースライブでは毎回披露されている、ファンやチームへの感謝を込めてメンバーが作詞・作曲・プロデュースを全て手がけた、まだリリースも名前もついていない楽曲を披露。リラックスした表情で歌うメンバーとオーディエンスとがまさに一体となり、会場は暖かな空気に包まれる。
様々なタイプの楽曲を続けて披露する中、ジャンルやタイプは違えど、それぞれの楽曲のクオリティの高さ、そしてFAKYのパフォーマンスのレベルの高さを感じるセクションとなった。
ここからMikakoが司会を努めるMCコーナーに。
「Mikakoのメモ帳」と題されたこのコーナーは、Mikakoが長きに渡り自身のiPhoneのメモ帳に書き溜めてきたという、他メンバーの知られざる秘密や笑えるエピソードを披露。それぞれの奇想天外なエピソード自体もさる事ながら、時にメンバーのモノマネも織り交ぜながら話を展開するMikakoの話術も相まって、ステージ上のメンバーも笑いが止まらなくなるような、アットホームなパートとなった。