「せっかくみんなが来てくれるんだから、あれも食べたそうだった、これも飲みたそうだったな、といろいろ詰め込んだらひどいことになりました(笑)」と西川が話したように、 昨年5月13日にデビュー20周年を迎えたT.M.Revolutionが、その20周年イヤーの締めくくりとなるライブ「T.M.R. LIVE REVOLUTION’17 -20th Anniversary FINAL-」を、2017年5月13日、14日の2日間、埼玉県・さいたまスーパーアリーナで開催した。大勢のファンが詰めかけ、2日間で合計26,000人を動員した。
正面ステージの他に、アリーナ席の中央に十字の花道がセットされた会場で行われたライブには、様々なサプライズが用意されていた。オープニングで西川と共に登場したのは、スペシャルゲストの水樹奈々。2013年に「T.M.Revolution×水樹奈々」名義でリリースした「Preserved Roses」と、水樹奈々×T.M.Revolution名義の「革命デュアリズム」を二人で熱唱。客席は、思いがけぬ水樹の出演に歓喜で沸いた。
さらに、1999年〜2000年にT.M.Revolutionを封印して「the end of genesis T.M.R. evolution turbo type D」として活動していた時代のシングル「陽炎 -KAGEROH-」「月虹 -GEKKOH-」「雪幻 -winter dust-」を、およそ6年ぶりに披露。弦楽器のアンサンブルを従え、「陽炎 -KAGEROH-」は炎のそばで、「月虹 -GEKKOH-」は月光を思わせるスモークの中で、そして、頭上から雪が舞い降りる中で「雪幻 -winter dust-」を歌う西川の姿に、客席で涙をぬぐうファンも多く見られた。
「WHITE BREATH」「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」などのナンバーはダンサブルなアレンジでイメージチェンジ。西川は8名の女性ダンサーを引き連れ、本格的なダンスを見せた。
また、花道中央のステージがせり上がって回転したり、西川がクレーンの先についたお立ち台に乗って客席の上を歌いながら移動したりと、大掛かりなステージセットで客席を驚かせた。
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