困った江頭2:50は「ちょっとこのままじゃお笑い的に喰われちゃうから、1曲歌っていいか?」とオナニーマシーンの代表曲『恋のABC』を披露。いつもの彼のような独特のステップでリズムをとりながら歌いこなし、オノチンに頭を撫でられたりとさんさんイジられつつもしっかりと歌い切ってステージを去っていった。
「じゃあベース弾ける人、呼ぼうか」ガンガンの一声で登場したのは、本フェスにも出演していたTheピーズの大木温之。「今日はイノマーさんのベース弾かせてもらうよー」とゴキゲンな様子でベースを構える。そしてボーカルとして、同じく本フェスのトップバッターで登場した銀杏BOYZの峯田和伸が登場。ハイテンションなテンポで『チンチンマンマン』を展開すると、会場のボルテージは最高潮に達した。
オナニーマシーン<イノマーロックフェスティバル>(写真:志賀テルミ) 画像 7/7
ステージはいよいよクライマックス。ここからは、本フェスの出演者全員がステージに登場。オノチンはいつものギターから、世界に1本だけだというTENGAデザインの特製ギターに持ち替えて、ハウリングをものともせず轟音をかき鳴らす。こうして始まったのは、豪華メンバーによる『I LOVE オナニー』、そしてラストは『オナニーマシーンのテーマ』で大団円。氣志團の綾小路翔やサンボマスターの山口隆らもマイクを握り「オナニー!」と絶叫。イノマーロックフェスでしかありえないインパクトのあるステージパフォーマンスで、ハイテンションなフェスの一夜は締めくくられた。
(取材・テキスト:バッキー大坂)
7月16日 イノマーロックフェスティバル/オナニーマシーン セットリスト
M01:あのコがチンポを食べてる
M02:ドーテー島
M03:恋のABC w/ 江頭2:50
M04:チンチンマンマン w/ 峯田和伸、大木温之
M05:I LOVE オナニー w/ 出演者全員
M06:オナニーマシーンのテーマ w/ 出演者全員