2022.07.14 公開
【氣志團 綾小路 翔・コメント】
「氣志團万博 2022〜房総魂〜」開催に寄せて
新型コロナウイルスの登場により、僅か2年で、我が国の音楽イベントの在り方は丸切り違うものになってしまった。
常にマスク着用が義務付けられ、声を出してはならず、客席ではソーシャルディスタンスを充分に取り、モッシュ&ダイブなどもってのほか。タオルを回したり、投げたりするという行為を禁じられた現場もある。
歌唱による飛沫などの問題もあり、一時は世間にも「ライブは不要不急」という言葉が飛び交い、音楽実演家にとっては本当に苦しい期間だった。
長年お世話になった幾つものライブハウスや楽器店が閉店の危機を迎え、遂には持ち堪えることが出来ず、廃業に追い込まれた店も少なくない。
この人生において、果たしてこれほどまでに無力感を味わった事があっただろうか。
それでも、それでも諦めず、音楽家、音楽業界が一丸となり、不屈の闘志で音を鳴らし続けて来た。絶対に止めてはならないと。
今年に入り、少しずつ明るい兆しが見えて来た。
各地でフェスが再開し、人々も徐々に帰って来た。とは言え、まだまだ恐怖を感じている地域の方々も数多くいると思う。
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