2022.07.05 公開
打首獄門同好会「矢沢フェス」2日目のトップバッターを飾る!<「ONE NIGHT SHOW 2022」Day2>

打首獄門同好会 Photo by ほりたよしか  画像 1/4

矢沢永吉が仕掛ける音楽フェス、「E.YAZAWA SPECIAL EVENT ONE NIGHT SHOW 2022」が7月2日(土)と3日(日)の2日間、千葉・幕張メッセ国際展示場4-6ホールにて開催された。

このイベントの2日目となった3日(日)のステージに打首獄門同好会が出演した。

打首獄門同好会「矢沢フェス」2日目のトップバッターを飾る!<「ONE NIGHT SHOW 2022」Day2>打首獄門同好会 Photo by ほりたよしか  画像 2/4 打首獄門同好会「矢沢フェス」2日目のトップバッターを飾る!<「ONE NIGHT SHOW 2022」Day2>打首獄門同好会 Photo by ほりたよしか  画像 3/4 打首獄門同好会「矢沢フェス」2日目のトップバッターを飾る!<「ONE NIGHT SHOW 2022」Day2>打首獄門同好会 Photo by ほりたよしか  画像 4/4


2日目のトップバッターは男性1人/女性2人の3ピース・ロックバンド、打首獄門同好会。コワモテの3人がぶちかますサウンドはパンク&ラウド・ロック。だがタイトルや歌詞はそのハードコアなサウンドと相反して超・脱力系。「新型コロナウイルスが憎い」ではコロナ禍の中の生活の息苦しさや不自由を歌うが、どことなくユーモラス。「きのこたけのこ戦争」ではあの有名なお菓子同士のバトルを、3曲めの「歯痛くて」に至っては急に襲ってきた歯痛の苦しさを訴える。歌詞はすべてスクリーンに映し出され、デスボイス・スタイルで歌われる大澤敦史のボーカルも客席に伝わる。バンド名や見た目とは裏腹の生活密着型ラウドロック・バンドだ。

そんなスタイルで活動してきただけに『矢沢さんが、こういうバンドをなぜ呼んでくれたのか?』と大澤は不思議がるが、『このあと、矢沢さんが立つステージに立ってると思うと震えます』と話し、サンボマスター、氣志團から矢沢永吉につながるバトンを『しっかり矢沢さんに届けられるようにしたい!』と全力投球宣言。
この時期の天候にぴったりの「なつのうた」、猫のあるある満載の「猫の惑星」と続け、ラストは『米=MY/丼=DON/食=SHOCK』にかけ豊作と音楽シーン復興を祈った「日本の米は世界一」を爆演。終始、客席を翻弄かつ爆笑に渦に叩き込み、40分のステージを駆け抜けた。


同イベントは2019年に矢沢が70歳を迎えた年に「一夜限りの祭りをしようぜ!」という想いのもとで第1回を開かれた。続く翌年(2020年)も開催が予定されていたが新型ウィルス感染拡大の中、発表されないまま延期。2年の月日を経て、今回ようやく2回目の開催に至った。Day2(7月3日)には打首獄門同好会、サンボマスター、氣志團と矢沢永吉が出演。4時間弱に渡って4組のアーティストが熱いパフォーマンスを繰り広げた。

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