2022.07.04 公開
SUPER BEAVER「矢沢フェス」出演に喜び「とっても光栄だと思ってます」<「ONE NIGHT SHOW 2022」Day1>

SUPER BEAVER Photo by ほりたよしか  画像 1/2

矢沢永吉が仕掛ける音楽フェス、「E.YAZAWA SPECIAL EVENT ONE NIGHT SHOW 2022」が7月2日(土)と3日(日)の2日間、千葉・幕張メッセ国際展示場4-6ホールにて開催された。

このイベントの初日となった2日(土)のステージにSUPER BEAVERが出演した。

3番目に登場したのはSUPER BEAVERの4人。客電が明るく灯る中、ステージにメンバーが登場し演奏スタート。徐々にテンポアップすると照明は落とされスポットライトに浮かんだのはボーカルの渋谷龍太。『短い時間ですけど、精いっぱいがんばります!』と「名前を呼ぶよ」「証明」を演奏。渋谷は『今年で18年目を迎えますSUPER BEAVERと申します』と先ずは自己紹介。『18年、真剣に音楽やってると、矢沢さんに呼んでもらえるんだなぁ。とっても光栄だと思ってます。今日は音楽が好きで、この場所に足を運んでくれた、あなたのためのステージだと思ってます!あなたのためだけに歌います!』と歌い出したのは「時代」。なんと渋谷はマイクから遠く離れ地声のアカペラで広い会場にその声を響かせる。

SUPER BEAVER「矢沢フェス」出演に喜び「とっても光栄だと思ってます」<「ONE NIGHT SHOW 2022」Day1>SUPER BEAVER Photo by ほりたよしか  画像 2/2

メンバーの「Who, Wooh」のコーラスをバックに噛みしめるように歌っていくと、オーディエンスもこれに応え、両腕を上に上げて前後にゆっくりと動かす。会場全体が大きな波が打ったようにみえる光景は壮観だ。『18年やってると俺たち、もう中堅かと思ってましたけど、今日のラインナップの中では、まだまだ青いっす』と謙遜しながら『あなたの前で、あなたと一緒に音楽やれてるのは、ひとえにあなたのおかげです!』とこの日集まった観客に感謝し、『今まで背負ってきたもの、これから背負うべきもの。精進しながら続けていきたいと思っています!』と宣言。最後は「人として」。これまでの激しいパフォーマンスは封印し壮大なナンバーを朗々と歌い上げる。スクリーンに歌詞を映し出し、メッセージをしっかり観客の胸に刻みこんだ。


同イベントは2019年に矢沢が70歳を迎えた年に「一夜限りの祭りをしようぜ!」という想いのもとで第1回を開かれた。続く翌年(2020年)も開催が予定されていたが新型ウィルス感染拡大の中、発表されないまま延期。2年の月日を経て、今回ようやく2回目の開催に至った。Day1(7月2日)に布袋寅泰、SUPER BEAVER、BiSH、Day2(7月3日)には打首獄門同好会、サンボマスター、氣志團らが参加。矢沢永吉は両日出演した。

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