2017.05.08 公開
【ライブレポート】スガシカオがデビュー20周年記念イベント『スガフェス』を締めくくる!「俺からファンとスタッフたちへの恩返しの第一歩」

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Photo by 西槇太一

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5月6日、さいたまスーパーアリーナにて、メジャーデビュー20周年を迎えたスガシカオが『SUGA SHIKAO 20th ANNIVERSARY スガフェス! ~20年に一度のミラクルフェス~』を開催した。



スガフェス最後のアーティストは、主催者であるスガシカオだ。1曲目は『アイタイ』。スガは、青とピンクのライトに包まれたステージのセンターにマイク一本で、すっと立った。サビで何度も繰り返される「アイタイ」というキャッチーなフレーズを歌う姿からは、スガらしい毒のあるエロさと繊細さを感じる。

「いい人のスガシカオは終わりました。ここからどんどんファンクの渦になって、さいたまスーパーアリーナをファンクで埋めようではありませんか!」

会場は、待ってました!と言わんばかりの温かい拍手に包まれた。「俺はずっと、10年間ギリギリで生きてきた。みんなはどう?」と、歌詞の引用をした自らの曲フリとともに、ステージ上で炎が上がる派手な演出がなされ、KAT-TUNに楽曲提供したことで知られている『Real Face』を披露した。バンドとのセッションを楽しむようなパフォーマンスが印象的だった『ドキドキしちゃう』では、スガのファンクの世界にグイッと引き込まれた。



 

【ライブレポート】スガシカオがデビュー20周年記念イベント『スガフェス』を締めくくる!「俺からファンとスタッフたちへの恩返しの第一歩」  画像 2/9Photo by 半田安政


【ライブレポート】スガシカオがデビュー20周年記念イベント『スガフェス』を締めくくる!「俺からファンとスタッフたちへの恩返しの第一歩」  画像 3/9Photo by 半田安政


続いて、『91時91分』のサビでは、ステージ上を映し出した大きなモニターに「91時91分」「(゚∀゚)」といった白文字のテキストが、ニコニコ生放送の弾幕のように流れる演出がされていた。間奏中に熱くなったスガは、「今日しかないファンクを作るんだ!たった一つの大きな夢に向かうのです!」とコメント。

また、『アストライド』では、無線制御された光のブレスレットが会場で一斉に光り、会場全体がゆらゆらとした動きの演出が美しかった。

「この場でアーティスト、ハタチを迎えました。ありがとうございます!このステージをやってみて、自分が選んだこと一個一個が間違えではなかったと確信しました。」と、20年を自信たっぷりに振り返り、会場に感動を届けた。

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