2022.06.20 公開
緑黄色社会の全国ホールツアー「Actor tour 2022」が2022年6月18日、宮城・仙台サンプラザホール公演にてツアーファイナルを迎えた。
【写真】自身最大規模の全国ツアーを完走した緑黄色社会(5枚)
最新アルバム『Actor』のリリースツアーとして開催された「Actor tour 2022」は、3月20日の群馬・ベイシア文化ホール公演から全国19会場・20公演に及ぶ日程で総計35,000人を動員。緑黄色社会にとって最大規模の全国ツアーとなった。
今年3月に発生した福島県沖地震の影響により、当初はツアー序盤に予定されていた福島・仙台公演がツアーの最後を飾る形となった。それだけに、この日の仙台サンプラザホールは、3ヶ月間この日を待ち侘びたオーディエンスの期待感と、ツアーファイナルという特別なシチュエーションの高揚感のおかげで、最高にエモーショナルな熱気に満ちていた。
舞台後方の巨大な扉のセットが左右に開き、小林壱誓(Guitar)、peppe(Keyboard)、穴見真吾(Bass )、サポートドラマー=比田井修が登場してスタンバイしたところへ、長屋晴子(Vocal & Guitar)が高らかな歌声を響かせながらステージ前面に進み出ると、一階席から三階席まで一面に歓喜の拍手が広がっていく。
まずはアルバム『Actor』のラストを飾るピアノバラード「スクリーンと横顔」をじっくりと聴かせたところで、「Shout Baby」のアグレッシブな歌とサウンドで、仙台の観客を一気にクライマックス級の多幸感で包んでみせる。
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