藤森は「すごい景色です。これだけのお客さんの前でやらせていただくなんて!」、続けて中田は「さいたまスーパーアリーナの本気見たね。」と興奮気味に、少し早口に会場へ言葉を届けた。
メンバーの紹介をする中田は、踊りを担当するメンバーをSKILL-MASTER、歌う人・藤森のことをSHAMAN、と説明し、自身のことを”御神体”と説明。「変わったフォーメーションですよね。歌ってる人よりも前にいる人がいる。」とし、「プロデュースしてる人が一番前に出ている状態なので、AKB48のセンターを秋元康さんがやってるということ。」と例え、会場を笑わせた。すかさず「途中からお客さん見えなかった」と藤森がツッコミを入れ、芸人としてのトークも冴えわたった。
話題は”なぜスガフェスにRADIO FISHが呼ばれたのか”ということに。
(Photo by 半田安政)
中田は「高校時代からスガさんの大ファン」だという。そして、一緒に仕事をしたり、自宅に遊びに行ったりする仲になったという。最後にスガに会ったのは4年前。そして今日、スガフェスにて再会を果たした。「まさか、4年ぶりに会うのがさいたまスーパーアリーナ。」と嬉しそうな表情で語った。中田と藤森は、4年前を仕事がうまくいっていない時期だったと振り返り、スガに相談していたこともあるという。「その時に”あと一歩だけ前に進もう”と言ってくれました。」と、Progressの歌詞を引用したトークを展開し、会場を盛り上げた。
「もっともっと盛り上がっていきましょー!ミュージックスタァートォ!」藤森のチャラい掛け声で始まったのは、2017年初めてのシングルであり、サビの振り付けが印象的な『進化論』。ジャンプの着地と同時に、両手を大きく翼のようにはためかリズムをとり、かと思えば、ズボンのポケットに手を突っ込み、身体を揺らしながら細かいステップを踏むというものだ。ワックスで固めた髪を、こめかみから後ろにかきあげる振り付けはなんともセクシーだ。