続いて、Huluオリジナルドラマ「悪魔とラブソング」の主題歌に抜擢された「Take my hand」やAkinaが振り付けを手掛けた「half-moon feat. Novel Core」を披露。エモーショナルな人気ミドルバラードソングに観客は酔いしれた。

MCに入るとAkinaは今回のプロデュース公演について「私がステージに立つきっかけはダンスから始まったので、このライブでは特にダンスを魅せたい」と想いを告げ、Akinaがアメリカ在住時代から憧れていた世界的コレオグラファーでもあり、FAKYの「GIRLS GOTTA LIVE」の振付も行ったGalen Hooksが手掛けた、Bishop Briggsの「River」をダンスカバー。さらに続けて「GIRLS GOTTA LIVE」を英語バージョンで初披露、そのままメドレーで「Candy」「ANTIDOTE」を立て続けにダンスナンバーをパフォーマンスし、日本とアメリカにルーツを持ち、ダンスで個性を発揮してきたAkinaらしい演出とパワフルなダンスで会場を圧倒した。

FAKY（※提供写真）  画像 3/4

続いて、Akinaがアコースティックギターを持って登場。メンバーの失恋体験を衝撃実録したことで話題となった「Sayonara My Ex」を、Akinaが「この日のために

練習してきた」というアコースティックギターの弾き語りスタイルで5人で披露。さらにLUCKY TAPESのKai TakahashiがプロデュースしたAkinaのソロ曲「FUTURE」と続き、ダンスパートとは打って変わって、ゆったりとしたメロディとしっとりとした歌声で観客の心を温めた。FAKYとしての活動と並行し、全大文字のAKINA名義でシンガーソングライターとしてソロ活動も行う多彩な一面を披露した。

さらにまだライブだけでしか聴くことができない、メンバーが初めて作詞・作曲を手掛けたタイトルがまたついていない楽曲や、東京スカパラダイスオーケストラがホーンセクションに参加した明るくてパワフルな楽曲「The Light」を披露し、会場をハッピーなオーラで包み込む。

アンコールを受け再登場したFAKYは、もう一度新曲の「Diamond Glitter」を披露。MCに突入すると、HinaとTakiの加入後初となる全国ライブハウスツアー「FAKY LIVE TOUR 2022 -ALIVE-」をサプライズ発表。この夏、福岡・名古屋・大阪・東京の4都市8公演で開催されるツアーに、ファンは歓喜の拍手で応えた。