2022.05.06 公開
上坂すみれ、3年ぶりの有観客ツアー完走

Photo by 鈴木健太(KENTA Inc)  画像 1/6

続く『閻魔大王に訊いてごらん』や『パララックス・ビュー』のゴシックなロックナンバーでは、体を折り曲げるようにしながら、激しいシャウトを繰り出す一面もあり、アーティストとしての多彩な姿も表現。

最初の衣装チェンジでは、まるでプリンセンスのような真っ白な衣装にティアラをかぶって登場。ジャンプするたびにスカートやリボン、髪の毛がふわふわと舞い、可憐なムードを盛り上げる。とびきりキュートに『ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡』や、『恋する図形(cubic futurismo) 』を魅せた後のMCでは、所属レコード会社であるキングレコードの先輩であり、声優としても上坂が尊敬する水樹奈々がゲスト出演した幕間映像の話題へ。「水樹奈々さんは本当に優しいので、4公演分、違うシチュエーションで幕間映像に出演してくださいました」と製作時のエピソードを明かし、感謝の気持ちを伝えた。

上坂すみれ、3年ぶりの有観客ツアー完走Photo by 鈴木健太(KENTA Inc)  画像 3/6 上坂すみれ、3年ぶりの有観客ツアー完走Photo by 鈴木健太(KENTA Inc)  画像 4/6

『ドロップス』『ノーフューチャーバカンス』と、落ち着いた楽曲が続き、まったりムードになったところで、再び衣装チェンジ。今までの雰囲気と一変した元気なポニーテールに、赤と黒のジオメトリックなチェック基調としたミニドレスに着替えたところで、前山田健一が作詞・作曲を手掛けたことでも話題になった最新シングル『生活こんきゅーダメディネロ』へ。転調や裏声、早口など、難易度の高い楽曲であるが、難なくクリア。上坂のアーティストとしてのポテンシャルの高さが垣間見える。

前回のライブからお目見えした『夜勤の戦士のテーマ』での振り付けコーナーでは、すでに振り付けを会得している同志も多く、楽曲披露前に行った事前練習でもバッチリと息のあった様子を見せ、上坂を驚かせていた。本編最後は、『革命的ブロードウェイ主義者同盟』を壇上で拡声器を持ち、勇ましく披露。スクリーンにツアーのエンドロールが流れると、客席からは自然発生的にアンコールを求める拍手が。

上坂すみれ、3年ぶりの有観客ツアー完走Photo by 鈴木健太(KENTA Inc)  画像 5/6

ツアーTシャツをアレンジしたアンコール衣装に身を包んだ上坂が再びステージに登場すると、今回のツアーコンセプトにもなったという『真・革命伝説』(1stアルバム『革命的ブロードウェイ主義者同盟』に収録)を、リリース以来、9年ぶりに披露。

また、上坂がねこ娘役で出演する2022年7月29日(金)~8月15日(月) 東京・明治座で行われる舞台「ゲゲゲの鬼太郎」の告知と、今年の秋に発売予定の5thアルバムのお知らせ、さらには本日の公演のディレイ配信を行うことを発表された。

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