2022.05.06 公開
T-BOLAN、全国ツアー3公演目が神奈川県民ホールで開催

T-BOLAN(※提供写真)  画像 1/4

4月15日千葉県からスタートした全国ツアー『T-BOLAN 愛の爆弾 PROJECT💛MESSAGE FROM アインシュタイン LIVE TOUR 2022』の3公演目が、5月1日(日)神奈川県民ホールで開催された。
ボーカル・森友嵐士の心因性発声障害により1999年に解散を余儀なくされたT-BOLAN。その後、歌うことを決して諦めなかった森友が歌声を取り戻し、2009年にソロ活動を開始、2012年にバンド再始動〜2017年にバンドとして完全復活を果たした。そして今年3月14日、約28年ぶりにオリジナルアルバム『愛の爆弾=CHERISH 〜アインシュタインからの伝言〜』をリリース。その最新作を引っさげ、全国ツアー真っ只中というわけだ。

【写真】全国ツアー開催中のT-BOLAN(4枚)


この日披露されたのは、ツアー・タイトルが物語るように新作アルバムからの楽曲はもちろん、90年代を彩ったヒット曲も満載。長い間待ち続けてくれた往年のファンに向けて、「若かりし頃に聴いて、歌っていた曲を今夜のライブで聴いて欲しい!!」という感謝の思いがセットリストに表れていた。

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開演17時30分。巨大スクリーンに映し出されたオープニングムービーの後、本ツアーの主題であり、彼らが今最も届けたいメッセージを詰め込んだアルバム・タイトル曲「愛の爆弾=CHERISH ~アインシュタインからの伝言~」で幕を開けると、客席は一斉に総立ちになった。天才物理学者のアルベルト・アインシュタインが生前娘に宛てた最後の手紙に遺した「愛のチカラ」について、森友が感銘を受けて歌詞を書き上げたこの曲。シンプルな言葉の裏に秘められた強烈な言霊が、タフなバンド演奏に乗って投下され、ド頭からすごい熱気だ。
愛の爆弾 PROJECT♡MESSAGE FROM アインシュタイン ライブツアー2022へようこそ!


森友が第一声を放った後は、ロックフィーリング溢れるイントロのリフがクセになる「Re:I」。コロナ対策で声を上げられないオーディエンスは、メンバーに興奮を伝えたいとばかりに、手に持った色とりどりのペンライトをステージに向けて勢いよく振りかざしている。双方向に放たれた愛のパワーで、早くも場内は大揺れだ!

神奈川県は、広島から出て来て最初に暮らした場所で、ドラムの青木(和義)と出会ったライブハウスもあったり、話せないプライベートネタもいっぱいあって、俺にとっては庭みたいな街です。そんなゆかりの場所で、みんなと最高の一夜が過ごせたらと思っています。今日ここにいるみんなは「愛の爆弾プロジェクトの共犯者」です。最後までヨロシク!(森友)

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