アルバムでは「ボーナストラック」として収録された「Flowers」を歌唱し、本編は終了。
アンコールでは、2006年にリリースされたファーストシングル「Here We go」、2007年リリースの「DO tha' DO tha'」を連続でパフォーマンス。「19歳のときの曲なんですけど、最後に歌ったのは10周年のライブの時。5年ぶりにやっちゃいましたよ」と照れながら話すも、パワフルなダンスパフォーマンスと圧倒的な歌唱力は圧巻。会場に訪れたファンを魅了した。
2009年にリリースし、May J.として大きなターニングポイントとなった曲「Garden」がアンコール最後の曲となり、最後のMCでMay J.は「このアルバムは、2020年、『ミュージカル ウエスト・サイド・ストーリー』がコロナで途中から中止になってものすごく落ち込んでいたときに、今回マニュピレーターである篠田ミルくんと出会いました。そのあとは、ライブも殆どできなくて、歌えなくなると、自分も思考がネガティブになってしまって、今までにないくらい、下向きな自分に出会ったんですね。でもその感情ってすごくリアルだなって思って。時間もたっぷりあったし、自分と向き合って、自分の弱い部分、あんまりみんなに言えなかった負の部分を表現しようと思ってできたのがこのアルバムなんです。苦しんでいる方って私以外もたくさんいるんじゃないかなと思って、このアルバムがみんなの背中を押したり、なにかすごくダークなサウンドであるけれど、そこから光が見えてくるものって私はこのアルバムを通じて感じたのね。どん底にいるときに自信をなくしてしまうけれども、あとはもう上がるしか無いなって。このSilver Liningっていうタイトルを大切にしていて、どんなに辛いことがあっても踏ん張り続けて諦めなければ光は見えてくる、そう信じて、これからも私も、みんなと一緒に頑張っていきたいなって思います。今日は本当にありがとうございました!」
と改めてこのアルバム作品に込めた想いを伝え、一夜限りのリリースライブは幕を閉じた。
