2022.03.28 公開
【ライブレポート】話題沸騰のビッケブランカ、フェスのステージでPOPの大旋風を巻き起こす!<SAMURAI SONIC vol.2>

ビッケブランカ<SAMURAI SONIC Vol.2>(※提供写真)  画像 1/5

実験的なサウンドで独自の世界観を生み出す彼。1曲目『ファビュラス』でもバックバンドのメロディアスなイントロから、ビッケブランカ本人が登場した瞬間に一気に転調。早々にオーディエンスの心を捉えるリズムでサプライズを楽しませてくれた。

ここからも間髪入れずにイントロのインパクトが強い『Shekebon!』へ。リズミカルなビートとともにハイトーンボイスが炸裂。変幻自在の裏声を使いこなし、この時点で会場は彼のペースでノリが自由自在にコントロールされている。

【ライブレポート】話題沸騰のビッケブランカ、フェスのステージでPOPの大旋風を巻き起こす!<SAMURAI SONIC vol.2>ビッケブランカ<SAMURAI SONIC Vol.2>(※提供写真)   画像 4/5 【ライブレポート】話題沸騰のビッケブランカ、フェスのステージでPOPの大旋風を巻き起こす!<SAMURAI SONIC vol.2>ビッケブランカ<SAMURAI SONIC Vol.2>(※提供写真)   画像 5/5

さらに立て続けに披露されたのが『Slave of Love』。おもむろにエレクトリックピアノの鍵盤を叩くビッケブランカ。その意外性もあって曲の世界にどんどん吸い寄せられていく。

ここでライブ初披露となる新曲『アイライキュー』へ。最初の入り方をやり直すハプニングもご愛嬌。優しさに満ちたラブソングで会場はほっこりムードに。

「ここからはガーッと一気に行きたいけどいいですかー!」

そのままのテンションで持ってきたのは代表曲『Ca Va?』。大物ミュージシャンからも絶賛され、タイトル通りの不思議な曲の世界観で、会場をあっという間に飲み込んだ。

フェスにはさまざまなジャンルの音楽好きが集まるが、ジャンルやカテゴリーを取っ払って楽しめる彼の世界観は、好みの壁を容易に突き破る力がある。生で彼のパフォーマンスを体験すれば、このところメキメキと注目度が上がっている理由は一目瞭然。さすがの力量をフェスのステージで軽々と披露してくれたビッケブランカから、これからも目が話せそうにない。


(Text.バッキー☆大坂)

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