2016.03.01 公開
「でっかい声でありがとうございます。こういう掛け声が出来上がるってことはオレたち本物だよね!」3人が再びステージに戻ってくると、マーヤがうれしそうにお礼の言葉を伝える。
「気の利いたこと言おうなんて考えてないんですが、1曲目で作りなおしたばっかの前歯がギターにぶち当たって折れました。昔仙台でライブやった時に同じことがあったんですが、それがちょうど2年前の今日だったそうです。今日も一生懸命ロックンロールやってるなと(笑)」
「もうちょっとしゃべらせて」とマーヤのMCは続く。
「夙川BOYSっていろんな事情もあって365日活動に使えなかったんですけど、夙川BOYSやってきたことによって感覚が変わってきたと思うんですよ。もし365日ライブができたとしても、365回普通のライブやってるヤツより、365日の中で1回すげーことやってるヤツのほうがスゴイっしょ?その方が勝ちっしょ!1回に掛ける気合が上のヤツの方が強いよ絶対。あなたも1回に掛けて全力でぶっちぎってください!Thank you!ありがとうしか言えないけど、何度も言います。ありがとう!ありがとう!」
「最後はやっぱり一番最初に作った曲をやらせてください。9年間、本当にありがとうございました!」アンコールで演じたのは、結成当時をモチーフにした「死神DANCE」。
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ブーストされたギターとドラムのサウンドに「もう行くよ、最後に踊らせて」と意味深な歌詞が重なり、叫びにも似た彼らのメッセージが会場に大音量で響き渡った。
マーヤは何度も背中からステージに倒れ込みながらシャウト。ラストには再びモッシュエリアにダイブ!文字通り全身全霊のパフォーマンスを魅せて締めくくった。
個性の固まりのような3人のメンバーと、曲によって楽器を変えてのパフォーマンスなどでオーディエンスのド肝を抜いてきたN'夙川BOYS。
いつかまた、彼らにしかできないパフォーマンスを引っさげて、ステージで再会できる日を心待ちにしたい。
(取材/文:大坂晃典)
【セットリスト】
M1.How many Japanese
M2.プラネットマジック
M3.Freedom
M4.24hour
M5.マジシャン
M6.HERO IN BOY
M7.路地裏BE-BOP
M8.Kill 夢 ドライブ
M9.ミッドナイトエンジェル
M10.シャンソン
M11.アダムとイヴがそっと
M12.THE シーン
M13.メロディー
M14.フェアリー
M15.Candy People
M16.BANDがしたい!
M17.物語はちと?不安定
En.死神DANCE
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【関連リンク】
N'夙川BOYS オフィシャルサイト
http://nshukugawaboys.com
N'夙川BOYS Twitter @n_shukugawaboys
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