シンガーのRaychell、ドラマーの夏芽、バイオリニストのAyasaが極上の音楽と幸福を届けたいと企画したイベント「Raychell×夏芽×Ayasa Presents 『Music Connect vol.2』」が2月13日、Zepp Haneda(東京都大田区)で開かれた。ステージではオリジナル曲のほか、邦・洋楽のカバー曲も演奏。豊かな表現力でファンを楽しませた。
【独占写真20枚】純白のロングドレスをまとったRaychell 夏芽 Ayasa(22枚)
MCでは初めて海外に行った時の思い出や、影響を受けたアーティストなどルーツを掘り下げる場面も。Ayasaが「演奏時の所作を学ぶため、ヴィジュアル系バンドのライブに通っていた」と明かすと、V系音楽を好きなことを公表している夏芽は「バンギャだったの!」と目を丸くして驚いていた。アンコールではゲストとして招いたシンガー・ソングライターの大塚紗英と『Can't take my eyes of you』で共演し、約2時間半で20曲を聴かせたステージを締めくくった。
Raychell×夏芽×Ayasa Presents 『Music Connect vol.2』(C)WWSチャンネル 画像 2/22
Raychell×夏芽×Ayasa Presents 『Music Connect vol.2』(C)WWSチャンネル 画像 3/22
Raychell×夏芽×Ayasa Presents 『Music Connect vol.2』(C)WWSチャンネル 画像 4/22
純白のロングドレスをまとった3人は冒頭、JUJUの『奇跡を望むなら…』、伊藤由奈の『Precious』などともに2006年のヒット曲を続けた。澄んだ歌声と、伸びやかなバイオリン、包み込むような温かいドラムに会場が酔いしれていた。レディーガガの『You and I』など洋楽曲をセレクトしたコーナーでは、Raychellのソウルフルな歌声に合わせ、客席からクラップが起こっていた。続けて聴かせた『Formula for happiness』はRaychellのオリジナル曲。ライブ初披露とあり、ファンはじっと聴き入っていた。
バラードが続いたステージ。ゲストとして呼び込まれたFaylanは「盛り上げていくよ!」とデビュー曲『Mind As Judgment』を熱唱。夏芽のドラムカウントから始まったロックナンバーで客席をあおった。山口百恵の『さよならの向う側』ではRaychellと美しいハーモニー響かせる場面も。「すごい人たちと一緒にステージに立つことが出来て、足ががくがくしています」と振り返ったFaylanにRaychellは「私たちとまた音楽でコネクトしてください」と呼びかけていた。