2月5日にFUNKY MONKEY BΛBY'Sがメンバーの地元である八王子・J:COMホール八王子にて、ワンマンライブを開催、新生ファンモンとしての初の全国ツアー「YELL JAPAN」をスタートさせた。
【写真】八王子から全国ツアーがスタートしたFUNKY MONKEY BΛBY'S(4枚)
昨年3月11日の音楽特番でDJケミカルを含めたフルメンバーでFUNKY MONKEY BABYSの一夜限りの復活を経て、ファンキー加藤とモン吉の2人で表記を新たにFUNKY MONKEY BΛBY'Sとして活動を再開。
10月1日には、2013年6月の東京ドームでの解散ライブ以来のおよそ8年ぶりのワンマンライブ「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S in 日本武道館 -2021-」を日本武道館にて開催するなど、再始動後も積極的に活動を加速させていた。
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そんな中で迎えたツアー初日、ファンキー加藤が「大変な中、全国から足を運んで頂いてありがとうございます。心の底から今のファンキーモンキーベイビーズを味わって、味わって味わい尽くしてください」と、ツアー初日に集まったファンに感謝の気持ちを伝えると、モン吉も「地元・八王子でツアーが始められて感謝しかないです」と再会したファンへ優しく話しかける。
FUNKY MONKEY BABYS時代の名曲も惜しみなく披露する他、ライブの定番ソングでステージ狭しと走り回るライブスタイルは健在。さらにファンキー加藤、モン吉のそれぞれのソロ楽曲を2人で歌いあげるなど、各々の道を歩んできたからこそのパフォーマンスは新生ファンモンならではのファンサービスだ。
「コロナ禍での再始動です。上手くいかないことばかりなのは、俺たちだけじゃないかもしれません。でもまたイチから這いつくばって大切なものをひとつずつ探していこうと思います。良かったら長く永く見守ってください」とファンキー加藤のMCでの言葉通り、全員の心に向かって一直線に歌を届けると、新型コロナウィルスの感染拡大防止措置を実施する中で、会場に詰めかけたファンは会場を揺らすほどの大きな大きな拍手でツアー初日を盛り上げる。
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そして、再始動後の昨年9月22日にリリースした新曲「エール」では、「どうにかしてみんなと一緒に歌えないかなぁ」というメンバー2人のアイデアにより、事前に全国各地から集まったたくさんのファンの歌声とともにスペシャルバージョンにて披露。こんなご時世だからこそのアイデアで会場の全ての人の心をひとつにした。
万感の拍手で迎えられたアンコールでは、「このツアーでこの楽曲を歌うのは、ここ八王子だけです」と前置きした上で、地元ならではな楽曲「八王子純愛物語」を披露して、地元八王子に駆け付けてくれたファンを喜ばせた。
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さらに、「今日スタートのYELL JAPAN、来週は香川、再来週は栃木と、これからずっと回って行くけど、東京は、この八王子公演だけだったんですが、みなさんの応援のおかげで追加公演という形で中野サンプラザにて5月11日と12日の2daysをやらせていただきます」と待望の追加公演を発表。
改めてもう解散はない、末長くよろしくお願いしますとステージ上から約束し、新生ファンモンとしての初の全国ツアー「YELL JAPAN」はスタートを切った。