2017.04.05 公開
BREAKERZ VS 超特急!2組の風雲児が時代変化の急を告げる!名古屋に溢れる超特急との無限のエナジー!

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BREAKERZ VS 超特急!2組の風雲児が時代変化の急を告げる!名古屋に溢れる超特急との無限のエナジー!  画像 7/10photographer:新澤和久,MASA


さぁ、そしてこのバトルライブの仕掛け人、続いては迎え打つBREAKERZの登場だ。いつものようにSEに導かれておもむろに登場するメンバー。だが、今夜はいつも以上にド頭から気合いが入っている。オープニングに激しいギターサウンドのアップな曲をもってくるのは常套手段だが、さすがに一回り以上も年齢差のある若手のエネルギーに触発されたのか、今夜は鋭く激しくワイルド感が増していた。

「今日はCTK、超楽しんでキラキラ行こうぜ!」というDAIGOの言葉が裏付けるように、今日はビート感溢れるナンバー、さらに大人のBREAKERZならではのセクシーな情熱が溢れ出るナンバー、そしてもちろんバラードもあり、と余すところなくバンドサウンドの魅力を伝えていく。

ロックがもつ骨太いサウンドときわどい演出、そしてワイルドな佇まい…、詳細を伝えられないのが歯がゆいが、今回の10番勝負では毎回、BREAKERZ側はセットリストを変更、また気の利いた演出も随所に施されている。



 

BREAKERZ VS 超特急!2組の風雲児が時代変化の急を告げる!名古屋に溢れる超特急との無限のエナジー!  画像 8/10photographer:新澤和久,MASA


BREAKERZ VS 超特急!2組の風雲児が時代変化の急を告げる!名古屋に溢れる超特急との無限のエナジー!  画像 9/10photographer:新澤和久,MASA


何度足を運んでも必ずサプライズがあるその日限りのプレミアムライブの看板に偽り無しのセットリスト&MC、その姿勢を貫いて双方のファンを納得させる10年選手BREAKERZの力量も相当なものだった。中でも特に注目は、やはりアンコールで双方の楽曲を全員でコラボレーションし合うコーナー。ここではお互いのファン垂涎の状況が再現されているのは間違いない。

今宵はまた見るからにしてステージのセッティングも興味深い。両脇にBREAKERZの楽器隊が分かれ、センターは超特急のダンス・スペースとして空いている。そこでまずは超特急のナンバーから「Beautiful Chaser」。サビ部分でのコーイチとタカシ、DAIGOによるトリプルVoは、グットくる聴き応え有り。

そして、ダメ押しの最終曲はBREAKERZ曲「SUMMER PARTY」。夏にはまだ少し早いけれどそのひと夏の仲間達の青春を詰め込んだような和気あいあいの仲睦まじさがそのステージにはあった。最後に全員をお立ち台に乗せてジャンプするDAIGO。いやぁ、本当にライブって良いですね(笑)

このBREAKERZ 10周年10番勝負も残すところあと4本、まだまだ強力な対戦相手が控えている。アーティスト同士がお互いをリスペクトし合いながら綴っていくこのVSライブ。毎回、一夜だけのプレミアムライブにしておくには勿体なさ過ぎると感じているのは、そろそろ僕一人だけではなさそうだ(笑)。次回はこの勝負初の女性アーティスト、倉木麻衣。こちらの戦いにも注目したい。

(text:斉田 才)

BREAKERZ VS 超特急!2組の風雲児が時代変化の急を告げる!名古屋に溢れる超特急との無限のエナジー!  画像 10/10photographer:新澤和久,MASA

 

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