2022.01.20 公開
【ライブレポート】クリープハイプ、2年ぶりCDJ「幸せ」と尾崎が感謝。声を出さずにファンと一体に<COUNTDOWN JAPAN 21/22>

クリープハイプ<COUNTDOWN JAPAN 21/22>(※提供写真)  画像 1/7

大きなステージだからと肩ひじを張らずに普段着の自分で立ちたいとロンTを選んだという尾崎。「このステージに立てることは自分たちにとって大切なこと。立つステージがあることを幸せに感じます。ありがとうございます。」とかみしめていた。

ベースを置いた長谷川が鍵盤の上で指を滑らせた『ナイトオンザプラネット』では、浮遊感ある音色が会場を優しく包み込んだ。

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尾崎が「こんなご時世だけど、冬はやっぱり寒いので人肌恋しくなります。セックスの歌を歌います」と声を上げると、『HE IS MINE』を投下。感情を揺さぶる長谷川のベースに心を乱されていく。

同曲は「セックスしよう」と大合唱する場面があるが、コロナ禍で同フェスでは声出しが禁止に。尾崎は曲中に「みなさん、あの“フレーズ”をあえて言わない、無言の無音の逆にめちゃくちゃエロいバージョンでお願いします」と声を掛けた。
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約45分のステージで『イノチミジカシコイセヨオトメ』『しょうもな』など9曲を披露。尾崎は「悔しいこと、悲しいことがいっぱいあった2021年。悔しかったことは、ちゃんと忘れずに来年に引きずっていきます」と宣言。尾崎の決意表明に大きな拍手が送られた。

『栞』の冒頭では、歌声を後押しするように手拍子が大きくなっていった。《♪桜散る 桜散る》の歌詞に合わせ、花びらが舞っているような桃色の照明が輝いていた。

2022年クリープハイプは、約3年3カ月振りに発売したばかりのアルバム「夜にしがみついて、朝で溶かして」をひっさげ、全14公演の全国ホールツアー(タイトル未定)を4月16日の石川・金沢市文化ホールからスタートする。

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