2022.01.06 公開
【ライブレポート】東京スカパラオーケストラが2年振りのステージにぶつけた思いとは?[Alexandros] 川上洋平がゲスト出演。<COUNTDOWN JAPAN 21/22>

東京スカパラオーケストラ<COUNTDOWN JAPAN 21/22>(※提供写真)  画像 1/7

2021年12月28日から31日まで、幕張メッセで開催された株式会社ロッキング・オン・ジャパン主催・企画制作の国内最大の年越しフェス「COUNTDOWN JAPAN 21/22」に28日、9人組スカバンドの東京スカパラダイスオーケストラが出演した。

【写真】COUNTDOWN JAPANで東京スカパラとコラボする[Alexandros] 川上洋平(7枚)


COUNTDOWN JAPAN 21/22」は、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、例年とは大きく異なる形で開催されている。

ステージ上にメンバーが登場する際の入場曲が流れただけで、早くも手拍子が鳴り響く会場。これだけでも彼らに対する観客の期待感が伝わってくる。のっけからの大盛り上がりの中での1曲目『多重露光』。この日はメンバー全員がオレンジのスーツでバッチリとキメて、バリトンサックスの谷中は髪の毛までオレンジに染め上げているという気合の入りよう。彼らがいかにこのステージに立てることを待ち焦がれてたかが伺えるようだ。「思いっきり楽しみましょう!」ギターの加藤隆志が叫ぶと、会場は曲に合わせてのモンキーダンスでその声に応えた。

【ライブレポート】東京スカパラオーケストラが2年振りのステージにぶつけた思いとは?[Alexandros] 川上洋平がゲスト出演。<COUNTDOWN JAPAN 21/22>東京スカパラオーケストラ<COUNTDOWN JAPAN 21/22>(※提供写真)  画像 2/7 【ライブレポート】東京スカパラオーケストラが2年振りのステージにぶつけた思いとは?[Alexandros] 川上洋平がゲスト出演。<COUNTDOWN JAPAN 21/22>東京スカパラオーケストラ<COUNTDOWN JAPAN 21/22>(※提供写真)  画像 3/7

こうした光景を目のあたりにすると、たとえ客席から声が出せなくともコール&レスポンスはできるし、アーティストとオーディエンスはコミュニケーションが取れるということを肌で感じることができる。「今日は楽しませに来たぜ!久しぶり過ぎて、なんか懐かしい感じすらするし、この2年間本当にいろんなことがあったけど、今日はその分まで戦うように楽しんでくれ!」バリトンサックスの谷中も、今までと変わらないハイテンションなMCでオーディエンスの思いを受け止めていた。

3曲目はドラムスの茂木がリードボーカルの新曲『会いたいね。゜(゜´ω`゜)゜。』。「2年間、いっぱい我慢してくれて今日がある。今日で今年は最後だけど、こうして会うことができました」茂木が今の思いを語ると、すかさず会場中から大きな拍手が。その拍手を受けた茂木は「最高に美しい拍手の音だね」と喜びを言葉で表現した。声はなくても思いは伝わる。拍手を贈った観客たちは、ここでもそのことを肌で感じたはずだ。

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