2022.01.05 公開
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」開催決定! 今年から千葉市蘇我スポーツ公園で実施

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」ロゴ (※提供写真)  画像 1/1

株式会社ロッキング・オン・ジャパンは5日、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の開催を発表した。今年は例年開催してきた茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園から、千葉市蘇我スポーツ公園に会場を移して開催する。

【写真】「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」開催決定(1枚)


ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は、2000年から2019年までの20回にわたり、毎年8月に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園にて開催しておりましたが(※2020年、2021年は開催中止)、2022年から、千葉市蘇我スポーツ公園で開催することになった。
以下に、総合プロデューサー・渋谷陽一氏のメッセージを紹介する。

【総合プロデューサー・渋谷陽一氏のメッセージ】

コロナによってフェスの開催環境は大きく変わってしまいました。
昨年の夏、収容人数を例年の半分以下にし、出来る限りの感染対策も講じたロック・イン・ジャパンを中止にせざるを得なかったことは、とても残念であり、私たちにとって大きなダメージでした。ここまでやっても開催は受け入れてもらえないのだ、という大きな困難を感じました。

あれから約半年、少しずつ状況は変わってきていますが、コロナ前にはまだまだ遠い状態です。昨年末、カウントダウン・ジャパンを開催しましたが、収容人数は例年の3分の1以下、参加者には新型コロナワクチンの2回接種済み証明かPCR検査の陰性証明を入場条件とし、顔認証の電子チケットでの入場の体制を作りました。こうした状況が2年続き、私たちは年末フェス1回、春フェス1回、夏フェス2回、開催中止を決断せざるを得ませんでした。何とか開催できた昨年のジャパン・ジャムも赤字覚悟の興行でした。
正直言って、経営的にもギリギリのところに私たちは立っています。もう中止や赤字覚悟のフェス開催は困難です。

とても悩みました。何とかひたちなかでの開催を続けられないか、そのための方法を模索し可能性を探しました。しかし私たちは解決法を見つけられませんでした。
国営ひたち海浜公園での開催は、公園の構造上、7万人収容のひとつの巨大ステージと、収容人数がその数分の一の複数のステージという形になります。7万人収容のステージから小さなステージへと人が流れていく形になります。必然的に入場規制や密が起き、万全の感染対策を行う事は困難です。何万人の参加者が密にならずにライブも楽しめ、移動もほとんどない環境を作ることは、国営ひたち海浜公園では不可能と判断せざるを得ませんでした。

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