2021.12.07 公開
コロナ禍が続き、どこか停滞感のあるこの2年間。
動けないままに、体と心だけがさび付いてしまったような気がする日々。
よくいえば安定してるからだと慰めても、
片方では不確かでも前向きに進み出すような時間がほしい日々。
そんな日々の憂いを春は優しく包み込んでくれます。
春の思い出はどれも美しいです。
初恋のように夢中になった出会いや
後悔が残るほど、心を燃やした別れ。
出会いと別れの春には色々な経験がありますが、そのどれもが今も美しく残るのは
何度となく巡りくる春だけど、実は全く同じ春は一度もなく、その瞬間だけなんだと心が自然と感じているからだと思います。
だけど人が人である限り、感情のままに動いたり、ただただ何かに夢中になったりすることだけでは残念ながら生きてはいけません。
だからこそコロナ禍であっても、新しい何かが始まる2022年の春にしたいと、少しでも前を向けたらなと思います。
希望に胸を膨らませた春も、うまくいかずにため息をついた春にも、その期待と不安を込めて今を精一杯生きたいという、僕らの「春の息吹」をぜひ楽しみに待っていてください。
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